NARISAWAのキッチンカー出店
東京ミッドタウンで3月8日(日)まで

2015.01.20

CLIPPING
narisawa001

東京・南青山のレストラン「NARISAWA」の成澤由浩シェフがプロデュースするフードスタンド「NARISAWA KITCHEN CAR One of JAPAN」が、東京ミッドタウンに併設されたアイススケートリンク横に出店している。3月8日(日)まで。

京都の白みそ雑煮、北海道の石狩鍋、博多のモツ煮込み……

キッチンカーのメニューは期間中、日本全国を旅するように次々と変わる。メインは日本各地の伝統的な料理をお椀で提供するセット「One of JAPAN」。お椀料理一品と、成澤シェフのオリジナルの「18穀の恵み」で1200円だ。

お椀は京都の白みそ雑煮、北海道の石狩鍋、福岡・博多のモツ煮込みのいずれかからひとつを選ぶ。お椀に添えられる「18穀の恵み」は一見、パンのような一品で、はさむ具材を3種(秋田・四元豚の寒麹漬け、茨城・鶏もも肉の照り焼き、千葉大産・葉菜の梅酢マリネ)から選ぶ。

この「18穀の恵み」は日本人の主食であるお米に着想を得たもので、米粉やもち玄米、もちあわなどその名のとおり18種の穀物から作られている。炭火で軽く温められてから提供されているが、冷めると雑穀の個性が引き立ってまたおいしく食べられる。

NARISAWAはほとんどの食材を日本で採れたものに限定しており、旬の野菜はもちろん、肉や魚介類にもこだわっているだけに、キッチンカーのメニューもいずれも素材の魅力を引き出しつつも、シェフの個性とこだわりが感じられるものばかり。たとえば、京都の白みそ雑煮には、京都・和束町で三代続く和菓子店、美土里屋提供の丸餅を使用。最高級のもち米とされる滋賀の近江羽二重と水だけを使い、一つひとつ手で丸めたという。

また広島県大黒神島産のカキフライは、生活排水のない無人島で育ったカキを、添加物を加えず焼いたパンで作ったパン粉をつけ、血中コレステロールを下げるといわれる米油で揚げるこだわりよう。大分県臼杵産の無農薬カボスを絞って食べると、衣のさくさく感、肉厚で甘いカキのジューシーさ、カボスのさっぱり感が同時に楽しめる。

キッチンカーはアイススケートリンク「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」が営業している3月8日(日)までの間、出店している。アイススケートでひと滑りして料理を楽しめば、寒空の下、冷えた身体があっという間に温まるはずだ。

Text by HAMADA Masaru(OPENERS)

NARISAWA KITCHEN CAR One of JAPAN
日程│2015年3月8日(日)まで
時間|12:00-21:00
住所|東京都港区 赤坂9−7−1 東京ミッドタウン
価格|セット(お椀、18穀の恵み) 1200円、カキフライ 600円 ほか

ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン
時間|11:00-22:00(受付 21:00まで)イルミネーション 17:00~
料金|大人(高校生以上)1500円、小人(中学生以下)1000円(貸靴料込)
回数券(10枚) 大人1万2000円、小人8000円(同上)
問い合わせ
事務局 Tel. 0570-017-154

OPENERSより
EAT|全国の伝統料理をNARISAWAスタイルのお椀料理で提供
http://openers.jp/article/869817

TOKYOWISE SOCIAL TOKYOWISE SOCIAL
News Clip一覧を見る