ホン・カウ監督によるヒューマンドラマ
『追憶と、踊りながら』

2015.05.29

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ホン・カウ監督によるヒューマンドラマ『追憶と、踊りながら』 © LILTING PRODUCTION LIMITED / DOMINIC BUCHANAN PRODUCTIONS / FILM LONDON 2014

イギリス人の人気俳優ベン・ウィショー演じるゲイの青年と中国人の初老女性との心の交流を描くヒューマンドラマ『追憶と、踊りながら』。5月23日(土)より、新宿武蔵野館、シネマ・ジャック&ベティほかで全国順次公開される。

英国期待の若手
ホン・カウ監督の長編デビュー作

『007 スカイフォール』や『クラウド・アトラス』などで存在感のある演技を見せ、近年大きな注目を集めるベン・ウィショー。彼を主演に迎え、等身大の魅力を感じさせる『追憶と、踊りながら』が日本にも到着した。

監督・脚本を務めるのは、英国期待の若手ホン・カウ監督。自身の母親への想いを重ね合わせたという長編デビュー作は、繊細でエモーショナルな演出が光る。また、デビュー作としては異例のオープニング作品に選ばれたサンダンス映画祭では見事、撮影賞を受賞した。

出演は、ベン・ウィショーのほかにアジア映画の伝説のヒロインとして知られるベテラン女優のチェン・ペイペイ。ベン・ウィショー演じるリチャードの恋人役に、新人のアンドリュー・レオンが抜擢された。

愛する人を失った
イギリス人青年リチャードと中国人女性ジュン

ロンドンの介護ホームでひとり暮らすカンボジア系中国人のジュン。英語ができない彼女の唯一の楽しみは、優しく美しく成長したカイが面会に来る時間だった。

しかし、いっぽうでカイは、自分がゲイで恋人のリチャードを深く愛していることを母に告白できずに悩んでいるのだった。そして訪れた突然の悲しみ。リチャードはカイの“友人”を装ったまま、ジュンの面倒を見ようとするのだが……。

ちがう文化、ちがう世代を生き、言葉もつうじないジュンとリチャード。ともに愛する人を失った痛みをともに感じているものの、それゆえに生まれた大きな亀裂。静かな情熱と強さを秘めたベン・ウィショーの演技とともに、先ごろ亡くなった李香蘭(山口淑子)が歌う名曲『夜来香』が物語に深い彩りを与えている。

Text by YANAKA Tomomi

『追憶と、踊りながら』
5月23日(土)より、新宿武蔵野館、シネマ・ジャック&ベティほか全国順次ロードショー
監督・脚本│ホン・カウ
出演│ベン・ウィショー、チェン・ペイペイ、アンドリュー・レオン、モーヴェン・クリスティ、ナオミ・クリスティ
配給│ムヴィオラ
2014年/イギリス/86分/原題『Lilting』
http://www.moviola.jp/tsuioku/

OPENERSより
MOVIE|ベン・ウィショーが同性の恋人とその母の間で揺れる青年を静かに熱演
http://openers.jp/article/1039041

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