世界から注目される「ミナセ」の
創立10周年記念モデル

2016.06.08

CLIPPING
世界から注目される「ミナセ」の創立10周年記念モデル

ハイクオリティなケース製造技術により時計ファンに知られる国産ブランド、ミナセ。2005年にブランドとして創設されたミナセは、2015年に創立10周年を迎え、その記念モデルが5月より発売されている。ブランドのアイコンモデルである「HIZ ファイブ ウィンドウズ」をベースとした貴重な限定コレクションだ。

独創的なシースルーケースが技術力を象徴

国産時計ブランド「ミナセ」は工具メーカーとして創業した協和精工が、2005年に創立した。50年の歴史のなかで、ドリル製造や金属切削の高いノウハウを有していた同社は、時計メーカーからの依頼により、次第に時計ケース製造を手がけるようになっていった。さらに理想の時計作りを実現するために工房を秋田県湯沢市皆瀬(みなせ)へ移転、工房の地名にちなみ「ミナセ」を立ち上げた。

クラフトマンシップに支えられるミナセの時計作りは、早くから多くの時計ファンから支持されていった。独創的なケース構造、鍛造されたケース表面を美しく仕上げるためのザラツ研磨など、そのハイレベルな技術は、常に注目されるところである。2015年は、そんなミナセの創設10周年の大きな節目である。

元々硬質なメタル素材を加工する技術に定評のあるミナセは、多層的なケース構造を持ち、表面とシースルーバックに加えて、ケース側面に3つのシースルーウィンドウを持つ「HIZ ファイブ ウィンドウズ」を展開している。

10周年のメモリアルモデルには、この「HIZ ファイブ ウィンドウズ」を使用。ケース構造や内部機構をあらゆる角度から楽しめ、ミナセの技術力を象徴するにふさわしいモデルい仕上がっている。

文字盤カラーとストラップは、ブルーとブラウンのふたつの特別なカラーリングが用意され、パワーリザーブ表示を搭載することによって、スペシャル感も満点の仕上がりとなっている。限定数総数は100個の貴重なタイムピースとなる。

10年間にわたって培われた技術力が発揮された限定モデルであり、「100年後も語り継がれる時計」というコンセプトにもうなづける。国産時計のあたらしい潮流を生み出すブランドのメモリアルとして、大いに注目したいモデルである。

Text by KAWADA Akinori

10th アニバーサリー エディション
-ファイブ ウィンドウズ-パワーリザーブ インディケーター

ケース|ステンレススチール
サイズ|縦46.5×横38mm
厚さ|14mm
ムーブメント|自動巻き(Cal.ETA2897)
機能|パワーリザーブ表示、日付表示
ストラップ|クロコダイル
防水|5気圧
限定数|100本(ブルー、ブラウン)
価格|42万6600円

OPENERSより
MINASE|ミナセ| 建築を思わせる複雑なケースで知られる
http://openers.jp/article/1014628

TOKYOWISE SOCIAL TOKYOWISE SOCIAL
News Clip一覧を見る