Editor’s Eye

2016.01.14

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『スター・ウォーズ』シリーズ、アメリカ発のエンタテイメントを堪能
Go and see『STAR WARS/THE FORCE AWAKENS』

1977年公開の第一作目となる『スター・ウォーズ エピソード4/ 新たなる希望』から38年、昨年の12月18日に公開されたシリーズ最新作『スター•ウォーズ/フォースの覚醒』。
2015年は、“スター・ウォーズ・イヤー”といわれ、様々なプロモーションやキャンペーン、グッズの話題と注目が集まった。大晦日には、NHK紅白歌合戦に人気キャラクターが登場するという驚きの展開も! なぜ、これまでに盛り上がりをみせているのか? SW(スター・ウォーズ)の魅力は何か? それらを綴ってみようと思う。

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盛り上がりの理由はどこにあるのか

理由はいくつかあると推測するところだが、結末を迎えていないSWは前作から10年という年月が経過しており、新シリーズ3部作の幕開け&公開という点は外せない。SWファンにとっては待ちに待った公開で、監督がジョージ・ルーカスからJ・J・エイブラムスにバトンタッチしたのも大きなポイントではないだろうか。『アルマゲドン』の脚本で脚光を浴び、テレビドラマ『LOST』をはじめ、アクション映画『M:i:Ⅲ』、2007年公開の『スター・トレック』(続編も手掛けた)製作・監督を務めたJ・Jが監督というのだから、映像や表現についての関心度や期待値も高まったように思える。

Star Wars: The Force Awakens Ph: Film Frame ©Lucasfilm 2015©2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

映像だけでなくストーリーも楽しむ

個性豊かなキャラクターや背景をはじめ、宇宙を舞台にした壮大なスケールの映像が印象的なSW。作品冒頭に必ず出てくる、「遥か昔、銀河系の彼方……」のテロップは、宇宙の平和を願う者<共和国/反乱同盟軍>、独裁を企てる者<独立星系連合/帝国軍>の戦いの付箋になっていて、「宇宙戦争の話?」と思いがちだが、家族や種族の関係、愛や憎悪などの要素が盛り込まれたストーリーに心揺さぶられるところも言及したい。

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『スター•ウォーズ/フォースの覚醒』とは

1983年に公開された『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』で反乱同盟軍が勝利した30年後を舞台に、銀河系で繰り広げられる、フォースを巡る家族の愛と喪失の壮大な物語が描かれている。今作では、砂漠の惑星・ジャクーに住むヒロインのレイ、新型ドロイドのBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィン、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在、カイロ・レンなど新たなキャラクターが登場。また、SWファンにとって垂涎のレイア・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、チューイ(チューバッカ)といった旧シリーズの重要キャラクターが再登場し、ストーリーに深みを出している。

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作品の見所をチェックして映画館へGO

「これから観る」という人にネタバレは厳禁! ということで、簡潔に見所とおすすめポイントを下記にお知らせしたいと思う。

・家族の愛と喪失の壮大な物語
この一文は、物語の中で大切なシーンがあることを示唆している。「わぁ~」「え!」「あ…」と一喜一憂すること、第二弾が早く観たくなるのは間違いないだろう。一作品毎にドラマがあり、メッセージ性の豊かさを感じることができるSWだが、シリーズを通して“壮大な物語”が体感できるので、旧作を鑑賞してから劇場に足を運んでみるのも◎だ。

・新型ドロイドの魅力にハマる
ホワイト×オレンジのカラーとダルマのようなフォルムが特徴のBB-8。コロコロと転がったり、飛び跳ねたり、そのコミカルな動きに加えて、ピコピコ、ピロロといった音や光で意思表示する様子にハートを奪われる。世界的に人気の高いキャラクター、C-3POとR2-D2とのトリオ・ドロイドの絡みも、そこに意思や感情があることを想像して観ると面白さが増すはず。

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最後に、映画鑑賞をより一層楽しむための情報を追記。
今は、動く座席、香り、水しぶき、風など多種の特殊効果が体感できる4Dシアターがある。SW公開初日にお祭り騒ぎとなったTOHOシネマズ六本木をはじめ、4Dシアターのシステムを導入する劇場は年々数を増している。『スター•ウォーズ/フォースの覚醒』と4Dシアター……、2016年も最新鋭エンタテイメントから目が離せません!

(Text:Sayaka Miyano

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