Cafe Culture

2017.09.20

Cafe Culture

Vol.17
スターバックス® アニバーサリーブレンド
スターバックス、渾身の一杯と言えるか?

毎年この時期になると登場するのを楽しみにしているブレンドがある。若干、手前味噌的ではあるが、スターバックス® アニバーサリー ブレンドだ。この時期がアニバーサリー?という疑問符がつくが、本国では1996年に25周年に発売されたのが起源だそう。日本でのスタートは2001年の1月に200号店がオープンした際に発売されたのが最初だという。

閑話休題。
アニバーサリーブレンド スターバックス、渾身の一杯と言えるか? どんな味わいかということで、ちょっと飲んでみたのだが、これは実に奥深い。それほど強くはないのだがスパイシーさがあり、なめらか。それでいてしっかりとしたボディは感じられるといった具合。思わずお代わりをしたくなるタイプだ。その味わいの秘密は「エイジドスマトラコーヒー」にあるようだ。昨今、なんでもエイジングされたものの方が美味しいという流れがあるが、コーヒーもその例に漏れず、スマトラ島産の生豆を熱帯気候の倉庫で3年から5年間保管し、熟成させるというエイジングが施されているエイジドスマトラコーヒーがブレンドされている。
というわけで、このコーヒーを味わう際には、自分自身が3年前に何をしていたかな?を考えながら楽しむという、自分自身のエイジング=熟成とも向き合うというのも大人のコーヒー道ではないかなと思ったりもする。

パッケージに現れる本気度

さて。パッケージにもこのブレンドにかけるスターバックスの本気は見て取れる。描かれているイラストは紛れもなく、スターバックスのロゴの象徴とも言えるセイレン=Seirenだ。その歌声で人々を魅了するという伝説と、このコーヒーの味わいで人々を魅了しようという意味でもあるのだろうが、自社のロゴをモチーフにするというあたりに本気度の高さが感じられるだろう。

閑話休題。

ドリップ用の豆だけでなく、簡単ドリップが楽しめるスターバックス オリガミ®やインスタントなスターバックス ヴィア®も同時に登場するから、スターバックスがどれほど本気なのかを試してみるのもいいだろう。

(Text:Y.Nag)
(Illustration:ワキサカコウジ)

スターバックス® アニバーサリー ブレンド
価格: 250 g ¥1,430 (税抜き)| 100 g ¥580 (税抜き)
スターバックス オリガミ® アニバーサリー ブレンド
価格:6袋入り ¥ 800 (税抜き)
スターバックス ヴィア® アニバーサリー ブレンド
価格: 10本入り ¥1,000 (税抜き)

販売期間:2017年9月15日(金) ~ 10月31日
取扱店舗:全国のスターバックス店舗 (一部店舗を除く)及び、オンラインストア ※なくなり次第終了
www.starbucks.co.jp/

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