モンステラ・マニアによる 熱帯温室マニア

2019.09.03

新潟コーヒープロジェクト「種からカップまで!」



このカフェでは、「にいがたコーヒープロジェクト」というおもしろいイベントをやっている。新潟県立植物園と新潟バリスタ協会がタッグを組んで、「From Seed to Cup〜コーヒーの種からカップまで〜」をテーマに、自宅で観葉植物としてのコーヒーの木を育て、コーヒー果実の収穫、焙煎して、自分だけのコーヒーを楽しもうというプロジェクトだ。育て方から、収穫、焙煎、コーヒーの抽出方法を学べる体験セミナーやワークショップが開かれるとのこと。この日も新潟県内の人気カフェが集まり、様々な豆から選んで飲むこともできる。コーヒーノキの苗を購入でき、その収益の一部は公益財団法人新潟県都市緑花センター、新潟県花と緑の普及の為の募金に寄付されるのだとか。



僕も早速、苗木とバッジを購入、コーヒーを飲んでひと休み。
(ちなみに購入した苗木は、新潟に移住した友人の家に預けてきた。うまく育っていたらまた紹介することとしよう。)



カフェから広大な植物園が見える。目の前は大きな池。

今の若者にとっておしゃれなアイテムは「観葉植物」「コーヒー」「自転車(ピストやロードバイク)」。植物園でこういったイベントをやれば、どんどん温室の可能性が広がる!何度も書いてきているが、こういったことを、温室の中で体験できれば、もっと雰囲気もよく、人気もでると思うのだが。

今回も期待をさらに上回るすばらしい温室に出会えた!今回から訪問した温室の、写真だけでは伝わらない楽しさ、素晴らしさをもっと伝えたい!ということで、温室をイラスト化することにしたのが冒頭のイラスト。楽しい感じが少しでも伝わればいいのだが。

そしてこの連載の最終目標!「理想の温室を考える」はできるのか?!いつか、理想の温室をイラストで再現しよう。
それまで温室訪問はまだまだ続く!※オマケ新潟県立植物園のパフレット表紙はモンステラ!



今回学んだこと!
<今回の★(新潟県立植物園観賞温室のいいところ!)>

【モンステラ度】★★★★★(岩山のモンステラは見事!。パフレットの表紙がモンステラ!)
【ジャングル茂り度】★★★★
【高低差】★★★★(歩く高低差は少ないが、立体感がある景色がすばらしい)
【水の豊富さ】★★★★(滝の多さ、張り巡らされた水路、水路の渡り方など工夫がいっぱい)
【滝度】★★★★★(滝の高低差はピカイチ!)
【カフェからのジャングル絶景度】★(残念ながらカフェから温室のジャングルは見ることができないが、かわりに広大な公園の景色を見ることとができる。)

※なんと、新潟県立植物園に掲載許可をいただく際に、今年(2019年)の9月中旬から2020年3月中旬まで改修工事と植栽のリニューアルをおこなうとの情報をいただいた。そのため熱帯植物ドーム(観賞温室第1室)のみ、しばらく閉鎖されるとのこと。(第2室及び第3室は通常通り)
リニューアル後の温室が大変楽しみだ!また取材に行かなくては!!

(Text&Photo:tetsuro oh!no [テツロー・オーノ!/ monstera deliciosa])

<施設情報>
新潟県立植物園 観賞温室
新潟県立植物園の園地は無料でご利用頂けます。観賞温室のみ入館料が必要です。

開館時間 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は火曜日)

観賞温室入館料
大人 600円
シルバー 500円
高校生・学生 300円
小中学生 100円

小中学生は土・日・祝日無料
屋外入園無料 駐車場無料
団体料金等、詳細はWEBサイトをご覧ください。
料金はイベント等により変更になる場合があります。

熱帯植物ドーム(観賞温室第1室)は、改修工事および室内にある植栽のリニューアルに伴い、 2019年9月中旬から2020年3月中旬までの間、閉鎖(特別料金設定あり)
第2室及び第3室では企画展示を通常どおり

詳しくはWEBサイトをご確認ください
https://botanical.greenery-niigata.or.jp/
協力: 新潟県立植物園
tetsuro oh!no(テツロー・オーノ!)(monstera deliciosa)
インテリア&ファッションイラストレーター
WEBサイト「モンステラ・マニア」の中では、ミッドセンチュリーデザインインテリアをテーマにイラストや、ボタニカルをテーマにしたグラフィックポスターなどを製作発表している。

モンステラ・マニア since2000
1950〜70年代のミッドセンチュリー期に、インテリアプランツとして一世を風靡した観葉植物の王様“モンステラ”を主役に、観葉植物とインテリア、アートを紹介するインテリアプランツ啓蒙WEBサイト。

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