2014.08.13
最近は、グリーンスムージーやアサイーを朝食に取り入れるヘルスコンシャスな人が急増しているって感じませんか？ そんな中、特に注目は炭酸水。撮影現場で会うモデルやビューティ系のアーティスト、取材で会うアスリートの中には、身体への好影響が期待できる炭酸水を積極的に取り入れている人が少なくない。睡眠中の汗によって失った水分の補給はもちろん、自律神経を刺激し目覚めを良くしてくれる「寝起きのコップ一杯の水」と同じように、「朝の炭酸水」も身体に良いこと尽くしなのだ。
炭酸水・炭酸の特徴について。
ヨーロッパでは、食事の前に飲まれることが多い炭酸水。これは、少量でも胃腸が刺激を受け、ぜんどう運動（収縮運動）が活発になり、食欲増進や便秘解消が期待できるという理由が挙げられる。（大量に飲むと、炭酸ガスでお腹が膨らみ食事量を抑えられる＝ダイエット効果に期待できる、という諸説もあり）
また、日本人に馴染みの深い温泉の炭酸泉や、お風呂で使う炭酸ガス入りの入浴剤は、皮膚を通じて血管内に入ることで血行や代謝を促し疲労回復につながるとも言われている。
このことから、炭酸には増進・促進の働きがあることが、よくわかる。
炭酸水洗顔のススメ
そんな、増進・促進の働きがある炭酸水は、身体をスッキリ目覚めさせたい朝に、ぜひとも取り入れたい飲み物。とは言え、500mlのペットボトルを一気に飲み干すのは至難の業。そして、一度開けてしまうと時間の経過とともに炭酸が抜けてしまう……。そこで提案したいのが、炭酸水の上手な活用法（Quality use of carbonic water）。これは、初めに100～200mlの少量を飲み、残った400～300mlの炭酸水を洗顔に利用するというもの。前文で述べた通り、炭酸には血行や代謝を促進する働きがあるので、くすみやむくみが気になる朝のケアには最適。炭酸は、酸素の25倍の透過性があり、水と脂に溶けやすいという特性があるので、血行や代謝を促進する働き以外に、肌の汚れや皮脂を吸着する作用にも期待できるため、健やかな美肌へと導いてくれる。
では、朝の炭酸水洗顔のポイントと方法をご紹介しよう。
選ぶ炭酸水は、甘味や香料の入っていないのが絶対条件！ 洗顔にオススメなのは、ミネラルたっぷりの天然水を使用しているものより二酸化炭素が含まれたものがベスト。
STEP1 炭酸水を手に取り、顔に軽くつけて濡らす
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STEP2 洗顔料に炭酸水を加えて泡立てる
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STEP3 泡を顔に優しくのせる（数十秒のせておく）
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STEP4 水、または、ぬるま湯でしっかりとすすぐ
忙しく時間のない朝は、洗面器に炭酸水を注いで顔を浸けるだけでもOK。ただし、最後は、水、または、ぬるま湯ですすぐことをお忘れなく！
いつもの洗顔に一手間加えるだけで、血色の良い健やか肌へと導いてくれる炭酸水洗顔。「フレッシュな表情で一日を送りたい」、そんな日の朝ケアに取り入れてみてはいかがだろう。
