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2016.09.10

vol.12 TOKYO HEAT WAVE
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彼氏いない歴3年以上。30代後半の子持ちとはいえ、このまま“枯れ女”として一生を終えるのだろうと、ある種の覚悟をもって生きてゆくのは、何となく寂しいものだ。忙しさにかまけて、週5日は Tシャツにデニム、ビルケンサンダルで過ごし、ヘアスタイルはセット不要のストレートボブ。確かに、最近の私はズボラ極まりない。そこで、TOKYOWISE編集長のお告げが下された。「とりあえずショートヘアにして来なさい」と。

ショートヘアカットの達人に会ってきた



向かったのは、下北沢駅北口から徒歩3分のところにある美容室『ROSSO(ロッソ)』。緑に囲まれたエントランスを入ると、笑顔で迎えてくれるイケメンがいた。彼こそがショートヘアカットの達人、河内章吾さんだ。
河内章吾
河内さんは2004年にROSSOに入社し、26歳のときに下北沢店の店長に就任。お店のホームページにも「ショート・ボブが大の得意」と謳うほどの腕前だ。ショートヘアにしたことのない女性が初めてショートヘアにするとき、多くの不安や悩みがつきまとう。そこで、ショートヘアにまつわるネガティブな要素をまずは払拭したいと思う。

達人に聞く、ショートヘアにまつわるQ&A



haircut
──ショートヘアは手入れが大変。
ボブベースのショートヘアにすれば、手入れはラクです。がっつりショートの場合はご足労おかけすることになると思いますが、ヘアスタイルに気を遣っている分、女子力は間違いなくアップします。

──顔が丸いからショートヘアが似合わない。
顔が丸いとかエラが張っているからショートが似合わないと考える人は多いですが、コンプレックスは出したほうがいい場合も。顔のまわりに中途半端な髪の毛がかかっているほうが、輪郭を強調してしまうと思います。

──ショートヘアにすると老けて見られる。
これはスタイルによります。コンサバっぽいショートヘアにすると老けて見られることもありますが、モードなショートヘアにすれば、若く見られたりおしゃれに見られたりすると思います。

──ショートヘアは似合う服が限られる。
ショートヘアは個性が出しやすいのが魅力です。ショートヘアなだけで既におしゃれに見えてしまうというか、こなれ感が出ます。だから逆に、どんな服を着てもさまになる気が僕はしますけど。

──ショートヘアだとアレンジがきかない。
そんなことはないです。ショートヘアだとマメにカットをするから、常にプロの手によってマイナーチェンジができます。前髪を切ったり、もみあげを刈り上げたり、ちょっとしたアレンジが効くのはショートならでは。


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