ハロウィン仮装と心理学との接点とは?

2016.10.25

vol.13 TOKYO FOOD

痛いコスプレはこれ‼


ここで、ハロウィン仮装に詳しい編集部員からの情報を一つ。東京の街中で行われるハロウィンイベントは、凝った仮装の人々が多いため、手軽な仮装で挑むと逆に浮く可能性があるそうだ。「特にお年を重ねはじめた人が一人でやるには要注意!」という仮装をピックした。

◆ミニオンズ
簡単にできるということで近年、増加中のミニオンズ仮装の面々。普段着のオーバーオールに黄色いTシャツを組み合わせればできてしまうというお手軽さのためか、昨年はこの仮装を良く見かけた。だが、編集部のファッション番長からはこんなお言葉が上がっている。「若いうちならまだしも、アラサー、アラフォーであの格好は痛い」

◆ウォーリー
お手軽にできる繋がりでいけば、ウォーリーも同じ。ただこちらは許容範囲年齢が少し広がるかもしれない。とはいえ、女性のウオーリースタイルはやはり少々難易度が上がる。

◆セーラー服
続いてセーラー服。小さな子連れでママが血まみれセーラー服、本人は非常に楽しそうなのだがこれもけっこう痛い光景。昔を懐かしむのはいいが、中途半端なお年でのセーラー服は奇異。ある意味ハロウィンだが、そろそろやめよう。

日本的ハロウィン発信の聖地は渋谷


訪日外国人観光客の波に新たなウェーブが生まれている。近年、外国人のSNSに「日本のハロウィン、カッコいい!」というコメントがあがるようになっているのだ。実際、日本のハロウィンを楽しむために来日する観光客が急増している。仮装パーティーとしての要素を強く打ち出した日本的ハロウィン文化を根付かせたのが渋谷駅周辺で行われる『シブハロ』。2014年あたりから始動したこのプロジェクトは今や、渋谷区が後援につくなど、周辺の店舗や企業を巻き込んだ秋の一大イベントと化しているのだ。

元々このエリアでは、ハロウィンに仮装を楽しむ若者たちの自生がみられた。自然派生的にはじまったこれらの現象が周辺商業施設とドッキング、『シブハロ』期間中は仮装をドレスコードとするイベントが展開されはじめたことをきっかけに、渋谷の街に仮装した人々が溢れかえるようになったのだ。仮装願望のあった人にとってはまさに天国!街中がまるでテーマパークのような状態になる。今年もどうやら『シブハロ』は準備が着々と進んでいる模様。特設サイトもオープンしたので日本的ハロウィンを楽しみたければ是非チェックを。仮装で自分を開放する一日を楽しんでほしい。

(Text:ジョーキョーマダム)
(Photo: Yuuko Konagai)

『シブハロ』実行委員会 公式HP
https://shibu-hallo.amebaownd.com/

TOKYOWISE SOCIAL TOKYOWISE SOCIAL