In RED、GLOW、CanCam 雑誌付録が大変身!リメイク術 BEST5 I'm in LOVE with FREE GIFT

2017.02.23

vol.16 MY BOOM
In RED、GLOW、CanCam 雑誌付録が大変身!リメイク術 BEST5  in LOVE with FREE GIFT

主役は付録、雑誌はオマケ


TOKYOWISE今号のテーマは「マイブーム」。今ハマっているモノやコトについて、我々編集部スタッフが思いの丈をぶちまける…いえ、マスターベーションに程近い個人的なハマりごとから(少しでも)有用な要素を探し出し、一人でも多くの読者のお役に立てるよう、順繰りに紹介していくという企画である。

今回ご紹介するのは、『付録集め』。付録付きファッション雑誌において、“雑誌が主役”で“付録はオマケ”というのが通説だが、筆者の中でそれらの力関係は、カンペキに逆転している。
きっかけは、最初に買った付録(付録付き雑誌)、“SPUR×ロード クロエのコラボポーチ&オードトワレ”のクオリティが想像以上に素晴らしかったから。「たかが付録」と見くびっていた筆者だが、付録欲しさにファッション雑誌を買い続けて、はや5年が経つ。ポーチやバッグなど実用的な袋物をメインに、今日も着実に付録コレクションを増やし続けている。

雑誌の付録

最近のマイブームは、付録リメイク


新しい付録を開封する時の感動は今も健在だが、ある時を境に、単に集めるだけでは満たされなくなった。そこで、最近始めたのが“付録リメイク”だ。ミシンでカタコト、手縫いでチクチク、金づちでカンカン…モノ(と気分)によって手法はさまざまだが、付録を自分色に染めていくプロセスは新鮮で、どこからそんな集中力が湧いてくるのかと首を傾げながらも、夜な夜な夢中なのである。

ほんの一瞬でも、秘かな悦びのかけらを共有できたらこれ幸いー。そんな想いを込めて、まずは直近の“付録リメイク・コレクション”からご覧いただきたい。

付録リメイク 勝手にマイベスト5


その1  GLOW(2016年9月号)
ツモリチサトの猫2連ポシェット


<BEFORE>


GLOW(2016年9月号)ツモリチサトの猫2連ポシェット
猫のモチーフが付いているだけで何でも可愛く見えてしまうのは、猫好きの性。だが、付録の場合、当たりはずれがあるのも事実なので、はやる心を抑えて、雑誌の表紙に小さく載った写真やスペックをじっくり見てから、レジに向かうか去るかを決める。このポシェットは、素材の質もサイズ感も想像通りの逸品。しばらくそのまま使っていたが、若干物足りなさを感じて、手を加えることに。



<AFTER>


GLOW(2016年9月号)ツモリチサトの猫2連ポシェット
さて、どう調理しようかと考えた時、テトリスが思い浮かんだので、シルバーとゴールドのスタッズを気の向くまま、テトリス風に並べてみた。手縫いと革用ボンドで接着完了。アクセントになるディテールが、あとひとつ欲しかった。ファスナーのスライダー部分にレザータッセルを付けて、完成。2連仕様の一方の袋にはスマートフォンやICカードを入れて、もう片方はお財布代わりに愛用している。



その2  In RED(2016年4月号)
クラシックミッキーのふわふわ刺繍のワッペン付きポーチ


<BEFORE>


In RED(2016年4月号)クラシックミッキーのふわふわ刺繍のワッペン付きポーチ
見るからにキュートなポーチだが、自分には全く似合わない。かといって、ミッキーのワッペンを取り外してしまえば、ただのカーキ色の袋でしかなくなる。何とかしてミッキーを生かしたデザインにしたい…。付録リメイク用にストックした材料をあれこれ当ててみるが、中々しっくりくるものがない。アイデア出しにかなり苦戦したが、ついに解決策を見つけた。



<AFTER>


In RED(2016年4月号)クラシックミッキーのふわふわ刺繍のワッペン付きポーチ
顔全面にパールを縫い付けて、シルエットでミッキーを表現してみた。だが、彼の笑顔がパールの下に隠れた分、何かが足りない気がする。そう、夢のエッセンスだ。星のチャームとビーズをまわりに散りばめて、新生スイート・ポーチのできあがり。メーク用品を入れてコレを持ち歩く筆者の気分は、いつもワンダーランドだ。



その3 GLOW 2月号 ete(エテ)
猫のスマホリング&ショルダーバッグ


<BEFORE>


GLOW 2月号 ete(エテ)猫のスマホリング&ショルダーバッグ
付録目当てで雑誌を買っているので、雑誌のタイトルをほとんど確認しない。だが、改めてみると、最近はアラフォー女性の愛読書「GLOW」の購入率が高いことが分かった。やっぱり年相応のモノに惹かれるんだな…。しみじみとした思いにふけると共に、心をくすぐる猫付録を次々と生み出す宝島社の手腕に感心している。さすがは、付録付き雑誌の元祖!



<AFTER>


GLOW 2月号 ete(エテ)猫のスマホリング&ショルダーバッグ
筆者の実験によると、付録バッグに多用されているレザー調の素材は、アクリル絵の具との相性が非常に良い。大雨の中を傘も差さずに歩いたりしないかぎり、絵の具は落ちもかすれもしないし、発色もバッチリ。ということで、今回はグレーのバッグをキャンバスに見立てて、カラフルにペイントしてみた。スマホリングの立場としては、本望ではないかもしれないが、インパクト大のゴールドキャットは、バッグの主役を飾るにふさわしい存在だ。



その4 オトナミューズ2月号
DEAN&DELUCA特大デリバッグ


<BEFORE>


オトナミューズ2月号DEAN&DELUCA特大デリバッグ
普通に買うと、トートバッグでさえ2,000円はするのに、DEAN&DELUCAの特大デリバッグがたったの980円で手に入ってしまう。このお得感も、付録の醍醐味のひとつ。現に、この号はかなり人気だったらしく、「本屋5軒ハシゴしてやっとGET!」「どこに行っても売り切れ…」など、ネット上でも入手困難な様子が伺えた。



<AFTER>


オトナミューズ2月号DEAN&DELUCA特大デリバッグ
広辞苑を3冊入れてもまだ空きがあるくらいの大きさは、荷物の多い筆者にとって何より嬉しい。だが、ひと目見てどこのブランドか分かるモノは、恥ずかしさが否めない。そこで、バッグの全面にスプレー風ブラックペイントを施し、DEAN&DELUCAのロゴが薄っすら見えるくらいに仕上げてみた。そう、付録リメイクは、時として、人とかぶらないための術にもなり得るのである。



その5 In RED 1月号
ムーミン×アダム エ ロペ マガザン特製  リトルミィのトートバッグ&ポーチ
×
     25ans 2月号増刊
特別付録 Repettoグローブホルダー


<BEFORE>


In RED 1月号ムーミン×アダム エ ロペ マガザン特製 リトルミィのトートバッグ&ポーチ× 25ans2月号増刊特別付録 Repettoグローブホルダー
リトルミィのトートバッグにRepettoのグローブホルダーを付けて、付録同士をコラボさせてみた。このままでも十分気に入っていたのだが、付録リメイクの味をしめて以来、とりわけ白いキャンバス地を見ると、手が動き出してしまうのだった。



<AFTER>


In RED 1月号ムーミン×アダム エ ロペ マガザン特製 リトルミィのトートバッグ&ポーチ× 25ans2月号増刊特別付録 Repettoグローブホルダー
満月の夜に、リトルミィが青い草原に立っている…そんなイメージでリメイクしてみた。色付きのスワロフスキーやビーズを多用したので、ちょっと可愛くなりすぎたかも…と自分の中の反省点はあるが、嬉しいことに、まわりの方たちからは好反響をいただいている。筆者が密かに一番気に入っているのは、ニョロニョロの刺繍のポーチ。シンプルに見えるが、小さなハートマークの下に垂れたブラックのスワロフスキーチェーンが揺れる仕様になっているのだ。



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