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2015.07.04

vol.6 TOKYO LOVE
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スピード婚、ビビビ婚、授かり婚などなど、昨今の日本においては閃きや直感を優先した結婚が多いようだ。特に晩婚傾向にある東京では、勢いをつけなければ結婚のひとつもできないのかも。まあ、その閃きや直感が外れて離婚が増えているワケだが……。
そんな中、学生時代からよそ見せずに同じ人と付き合い続け、満を持して結婚したカップルがいる。時代の荒波に揉まれず、じっくり愛を育む「スロー婚」をした人たちは、どんな結婚生活を送っているのか? そもそも、ひとりの相手とずっと一緒にいて幸せなのか? 先の【バツ1座談会】に対抗すべく、結婚支持者の座談会を開いてみた。(以下、仮名)

■栗原 明(20代♂)
高校時代から付き合っていた彼女と、交際10年目に結婚。奥さんとはコンビニのアルバイトで出会った。

■重松 貴子 (30代♀)
仕事の展示会で知り合った彼と交際5年で結婚。3歳年上の旦那さんとは、今年で結婚7年になる。

■田中 慎一(30代♂)
学生時代に知り合った彼女と結婚。交際6年+結婚12年。

はじめに、【バツ1座談会】の記事を読んでの感想は?


栗原:スゴイのひと言。結婚式ドタキャンとかやばいですね……。

田中:全体的に面白い! マンガみたい。「バツは勲章」とか名言だよね。価値観が違いすぎるw でも、結婚したら離婚しないって基本的なルールじゃないの?

重松:結婚は契約なので、相手は慎重に選ばないといけないし、契約を交わしたからには簡単に破ってはいけない。思うんだけど、最近バツが増えてるのって、結婚という行為が簡単になったのかな? それとも離婚って行為が簡単になったのかな?

田中:離婚が簡単になったんじゃない? だって、昔は親が選んだ好きでもない人と結婚したりもしたわけでしょ。それでも離婚しなかったのは、離婚しちゃいけないっていう風潮があったから。今はそういうのないし。

筆者:離婚したいと思ったことはないんですか?

栗原:うちはないですね。高校生からずっと一緒にいたから、結婚したところで何も変化はない。

田中:妻がどう思うっているかわからないけれど、うちもないな。お互い言いたいことは言う。だからうちのケンカは壮絶で、家の壁に穴あいてるぐらいw 

重松:それは、すごい。うちは私が一方的に言って、相手がのむ。ケンカするのが面倒だって言うんだよね。でも、一緒に暮らしていると、ケンカしたあとに一緒の布団で寝るのとかイヤじゃない?

栗原:僕はケンカしたらすぐ忘れるタイプなんで、そのあと平気で一緒の布団に寝ますよ。

田中:それができるかどうかって結構重要ですよね。

ひとりの相手とずっと一緒にいて飽きない?


田中:ずっと一緒にいたいから結婚するんでしょ。

筆者:浮気とかしないんですか?

重松:それは答えにくいでしょ。

田中:うちは「浮気していいよ」って嫁に言われてるけど、相手もいないし正直面倒くさい。

重松:さすがに「浮気してもいいよ」とは言わないけど、浮気の1つや2つはあると思って生きている。まあ実際浮気しても1回は許すかな。

結婚後のセックス事情は?


筆者:バツ1座談会で離婚の原因第1位はセックスレスだって言っている方がいましたが、どうですか?

栗原:うちはあんまりしてないですけどねぇ。10年の壁というか。

田中:好きだから結婚するのと一緒だと思うけど、好きな子がとなりで寝てるのにヤラないの?って思う。

重松:結婚して10年以上なのに、そう考えられるのはめずらしい。うちは旦那と生活のサイクルが違うからそう頻繁じゃないけど、まあレスってほどではない。

結婚生活がうまくいく秘訣は?


重松:相手をどれだけ思いやれるかじゃないかな。

栗原:うちは地元も同じだし、ずっと同じものを見てきたからお互いの趣味や嗜好がよくわかってる。でも、例えば東京で誰かと知り合って一緒に暮らすってなった時、あのフィギュア部屋に飾られたらイヤだなとか思う女の子とかはいそう。

田中:あるある! 嫁がドライフラワーにハマって部屋に飾るのよ。それはすごいヤダ。

重松:さすがに捨てないでしょ?

田中:たまに捨てる。怒られるけど、「風水的に良くない」とか言って正当化する。

栗原:我慢できないレベルのことは全力で阻止しますよね。めったにないですけど、たまに家具とか皿とか気に入らないものだったりすると「もうちょい探そうか」ってはぐらかす。

重松:でも、ふたりとも相手を傷つけないようにちゃんと言葉を選んでる。やっぱり思いやりがあるんだよ。

結婚してよかった?


重松:もちろん。日々悩みや喜びを共有できるパートナーがいるって、幸せですよ。付き合いでダラダラ遊ばなくなった分、無駄な出費もなくなったw

栗原:純粋に子どもはかわいいですよね。家に帰って、家族が迎えてくれると安心します。家には美味しいご飯もあるので、健康面のサポートのバッチリ。

田中:結婚して誰かと人生を共にするは拡張性があって、良いことも悪いことも一人だとできない経験が単純に楽しい。


バツ1とスロー婚。対極に位置するふたつの座談会に参加して、おおいに自分の短き結婚生活を反省しました。幸せな結婚生活を送るには、

◎そもそもの相手選びを慎重に
才能ではなく、人としての本質を見る。結婚において才能は関係ない。

◎理想を求め過ぎない
「こんなんじゃない!」ではなく「こんなもんだ」と思うようにする。

◎相手の人生の半分を担う責任をもつ
結婚したら2人で1つ。相手のミスは自分のミスだと思って対処する。

以上の3ヶ条を胸に止め、次なるお相手を探すとします。

(Text: Ayako Takahashi-TPDL
(Illustration: 大沢 純子)

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