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2016.01.22

vol.8 TOKYO TASTY

< ROUND4 >
コスパの悪い女とは、どんな女なのか?

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-現実は小説より奇なり。男をもて遊ぶ、業の深い女たち-


筆者:これまでの話によると、大人の男性としては、なるべく短い時間で人生の果実を与えてくれる女性が、コスパが高いということになると思いますが、逆にコスパがわるいと思うのは、どんな女性なのでしょうか?

Psycho:ひと言でいうと、図々しい女ですね。さっきも話したように、損得勘定するのは当たり前だけど、行き過ぎはダメです。ここで、僕自身と友人・知人が実際に経験したコスパのわるい女のエピソードをお伝えしたいんですが、どうでしょう?
一同:ぜひ、聞きたいです!

<Tokyo Psycho氏の記憶に残るコスパの悪い女 3選>


1、あまりにも高くつきすぎた昼下がりの妄想事件

かねてから落としたいと思っていた女性から、赤坂の高級フレンチでランチしたいと誘いを受けた会社役員。昼から1人1万(つまりは2万負担)の食事はさすがに高いなぁと思いつつも、日中に会うのも新鮮だし、それがいずれ「人生の果実を収穫できるのなら」と思って現場へ。

食事後、すぐに仕事に戻るつもりだったが、「欲しい下着があるので、一緒に見に行っていただけませんか?」と彼女に連れて行かれた先は、超高級下着店。過激にセクシーな下着を笑顔で手に取り、「これ、どう思いますか?」などと意見を聞かれれば、脳内妄想が炸裂するのは当然だった。

甘い夜の妄想と戯れながら、お会計カウンターのそばの椅子に座って待っていると、試着を終えた彼女がちょこんと隣の椅子に座ってきた。しばらくすると、二つ折りの黒革の伝票ホルダーを抱えたスタッフがやって来ると同時に、彼女は絶妙なタイミングで椅子を後ろにずらし、伝票は彼の目の前に差し出された。

見ると9万円と消費税なり。素知らぬ顔の女をはた目に、それでも淡い期待だけを胸にカードで支払い、その日はそこで別れた。結局、音信不通になって彼女の下着姿を見ることはなかった。

2、定期預金崩しとソムリエ資格お手伝い事件

ごく普通のサラリーマンの彼が飲み会で知り合ったのは、見た目が可愛くて物静かなタイプな彼女。しかし当時、ソムリエの資格を取得しようとしていた彼女が行きたがるのは、一流レストランばかり。

さらに勉強のためと言っては高いワインばかりを頼むが、酒があまり強くないため、少し飲むと別のグラスにペッと吐くという始末。1回のデートにつき数万円の出費は彼にはさすがにきつく、いよいよ定期預金を崩す日が来るまでに。逆に言えばそれほどその女に惚れていたのであり、人生の果実どころか結婚生活も視野に入れていた。

しかし、ついに懐に限界が来た時、「君の金銭感覚を改めるか、俺を振るかどちらかにしてくれ」と言ったところ、あっさりと後者を選択された。

3、女子大生の卒論代行に対するギャラ不払い事件

以前、卒論で切羽詰まっている大学4年生の女子から相談を受けたことがあったPsycho氏。ディスカッションを繰り返してアドバイスをした後、「やっぱり私書けないかも」「じゃあ、俺が書こうか?」「はい、お願いします」ということになり、某ホテルの部屋の机で一気に執筆した後、ベッドでは人生の果実を収穫できたという。相手はもともと氏に対して好意があったようで、ニーズ(卒論)をきちんと満たしてくれたことに対するギャラの支払いを彼女は忘れなかった。

味を占めたPsycho氏は1年後、再び卒論でお困りの女子大生と新たに出逢う。「やっぱり私書けないかも」「じゃあ、俺が書こうか?」「はい、お願いします」のやりとり後、ホテルの一室へ。

「静かな環境でカンヅメにならないと書けないよ」のひと言には、この上ない説得力と眩い魅力を放っていたという。その夜、不覚にも苦闘してやっとの思いで書き上げると、戻って来た女子大生から「わぁ、ありがとう! コンビニ行って何か買ってきてあげるね」と笑顔で告げられた。

この後に起こるであろう「人生の果実の収穫」に対していろいろと妄想していると、部屋に彼女の荷物が一切ないことに気づいて突然嫌な予感がした。「あの子はもう戻って来ない」と。連絡しても応答も返信もなく、翌日になって「昨夜は緊急の用ができてごめんなさい。それから卒論ありがとうございました」とのメールで片付けられた。

筆者:女子大生、一枚上手ですね(笑)。

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