奄美群島とフラワーデザインの融合
Nicolai Bergmann – 5 Days in AMAMI

2015.02.19

CLIPPING

いくつになっても人から頂くギフトは嬉しい。ギフトを開ける時のドキドキは、誰もが一度は体感したことのある至福の瞬間ではないだろうか。
四角い箱の中は何だろう?と、好奇心いっぱいで覗いてみると、色彩豊かな花が嗅覚と視覚を刺激し、一瞬でハッピーな気分にさせてくれる……あげても貰っても嬉しくなるフラワーギフトを生み出した世界的フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン。
今回は、2月18日~22日までの期間限定の展示会『Nicolai Bergmann – 5 Days in AMAMI』のオープニング・パーティの模様とニコライ氏の魅力をあらためてご紹介したいと思う。
s__ 3 1976年デンマーク・コペンハーゲン生まれのニコライ・バーグマン。前文で述べたボックスタイプのフラワーデザインをはじめ、独自のスタイルと細部にこだわったデザインやアレンジで人気を集めるフラワーアーティストだ。ファッションやデザインの分野で世界有数の企業と共同デザインプロジェクトを手掛けてきたニコライ氏の新しい試みは、奄美群島の魅力を伝える「IRODORI AMAMI」キャンペーンの一環として行われている『Nicolai Bergmann – 5 Days in AMAMI』(企画・実施:バニラエア)。
s_AMAMI オープニング・パーティ当日。雨が降る悪天候の中、多くの人で賑わう会場……、ニコライ氏の人気と今回の展示会への興味の高さがうかがえた。
ウェルカムドリンクは、奄美特産“たんかん”のジュースと黒糖酒を割ったカクテル。芸術的なこちら↓は、一口サイズのケータリング(フード)で、食べるのに躊躇してしまうほどの素晴らしい仕上がり。展示の作品を見ながら奄美の魅力を存分に堪能できる、素敵な演出と空間に感嘆の声があがったことは言うまでもない。
s_nicolai2 展示会に先駆けて奄美群島を訪問した時の話を交えながら、見る者を魅了するデモンストレーションが始まると、会場内ではカメラのシャッター音が鳴り響く。
「わたしの作品は、自然からインスピレーションを受けることが多く、奄美群島の自然は、全てが素晴らしかった」
奄美の自然の豊かさ、出逢った職人さん、ニコライ氏の感性が伝わってくるトークを続けながらも手の動きが休む事はなく、デモンストレーションの作品が作られていく。
ニコライ氏の作品に多く使われている花に、マム(キク科)とカーネーションがある。 「日本で初めてみた、大変珍しい長身のマムを奄美から送ってもらいました」
と、話しながら花をアレンジし、奄美群島で見て、集めた植物の特徴や良さが反映された華やかな作品があっという間に誕生した。
s.nicolai1 「奄美群島の思い出がたっぷり反映されている」
という、フラワーアートと写真展示の内容に加えて、数量限定で販売されるフラワーボックス『AMAMI』を手にしたい人は是非とも足を運んでほしい。

(Text:Sayaka Miyano

『Nicolai Bergmann – 5 Days in AMAMI』
2015年2月18 日(水)~2月22 日(日)
10:00~20:00(※店舗営業時間内)
ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストア 2F
東京都港区南青山 5-7-2 
http://www.vanilla-air.com/jp/5daysinamami

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