台湾で絶賛! 熱血青春映画
『KANO~1931 海の向こうの甲子園~』

2015.01.22

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kano-1931 ©果子電影

かつて、甲子園に台湾代表が出場していたことを知っているだろうか? 1931年、日本統治時代に台湾の嘉義農林学校が甲子園に出場し、決勝戦まで勝ち進んだ感動実話を映画化。『KANO~1931 海の向こうの甲子園~』が、1月24日(土)より新宿バルト9ほかで全国ロードショーされる。

日台のクリエイターが集結、
伝説の試合がよみがえる

1931年、日本統治時代の台湾から甲子園に出場し決勝まで勝ち進んだ、日本人、台湾人、台湾原住民による「嘉義農林学校」野球部「KANO」の実話を、台湾映画最大級の製作費をかけて映画化した『KANO~1931 海の向こうの甲子園~』。台湾で公開されると球児の奮闘に多くの人が感動を覚え、空前の大ヒットを記録した。

『海角七号/君想う、国境の南』(2009年)、『セデック・バレ』(2011年)の監督ウェイ・ダーションが本作ではプロデューサーを務め、『セデック・バレ』にも出演した俳優のマー・ジーシアンが初監督に挑戦した本作。

野球部の鬼監督・近藤兵太郎演じるのは永瀬正敏。近藤兵太郎の妻役は坂井真紀、台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役に大沢たかおが扮している。

嘉義ナインには、大学野球の現役選手であるツァオ・ヨウニンをはじめ、全員が5年以上の野球経験がある素人を起用。リアリティのある試合シーンを再現しているのも注目だ。

そして主題歌「風になって~勇者的浪漫~」は、日本のRake、中孝介、そして台湾の人気歌手、ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリンによる国境を越えたコラボレーション楽曲となっている。

日本人、台湾人、台湾原住民の
3民族が結束し甲子園を目指す

日本統治時代の台湾。1929年に誕生した日本人、台湾人(漢人)、台湾原住民による嘉義農林野球部は、新任監督の近藤兵太郎を迎え、甲子園進出を目指すことに。

のんびりしたチームだった嘉農野球部が、近藤の鬼のような特訓をうけ次第に勝利への強い意志を抱くようになり、1931年にチームは台湾代表大会で優勝。ついに甲子園への切符を手にする。

夏の甲子園大会に出場した嘉義農林は勝ち進み、決勝へと進出するが惜しくも敗退。だが1球たりとも諦めないそのひたむきなプレイは大観衆の心を掴み、嘉農躍進の話題は日本中に広まっていくのだった。

Text by KUROMIYA Yuzu

『KANO~1931 海の向こうの甲子園~』
1月24日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
製作総指揮|ウェイ・ダーション
監督|マー・ジーシアン
出演|永瀬正敏、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン、大沢たかお
配給|ショウゲート
2014年/台湾映画/185分
http://www.kano1931.com

OPENERSより
MOVIE|台湾で絶賛! 熱血青春映画『KANO~1931 海の向こうの甲子園~』
http://openers.jp/article/875331

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