『ラブストーリーズ コナーの涙』
『ラブストーリーズ エリナーの愛情』

2015.02.13

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ニューヨークで暮らす1組のカップルの別れから再生までを、男女それぞれの視点から描いた『ラブストーリーズ コナーの涙』と『ラブストーリーズ エリナーの愛情』。2月14日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかで全国順次ロードショーされる。

10年の歳月を経て完成した、すれちがう男女の物語

心に傷を負ったある夫婦の葛藤を、男と女、それぞれの視点から別べつの作品として描いた『ラブストーリーズ コナーの涙』と『ラブストーリーズ エリナーの愛情』が、いよいよ2月14日のバレンタインに合わせて、ここ日本でも2作品同時公開される。

2作品の監督と脚本を手がけたのは、ハリウッドの新鋭、ネッド・ベンソン。本作が長編デビュー作でありながら、昨年の第67回カンヌ国際映画祭や第38回トロント国際映画祭にも出品され、これまでにないあたらしい恋愛映画のアプローチが世界で賞賛されている。

主人公エリナーを演じるのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』 (2013年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン。10年ほど前にベンソン監督と出会い意気投合したジェシカは、本作にプロデューサーとしても名を連ねるほど強い思いを込めている。

いっぽう、元妻への切ない思いを募らせるもうひとりの主人公、コナーを演じるのは、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)、『つぐない』(2008年)、『フィルス』(2013年)など幅広い活躍をみせるジェームズ・マカヴォイ。等身大の役柄を通して、男の心の機微を繊細に表現し、多くの観客の共感を集めた。

また、エリナーを優しく見守る両親に、イザベル・ユペールとウィリアム・ハートが扮しているほか、コナーを深い愛情で支える父親役を、『アナと雪の女王』(2013年)のパビーの声で知られるキーラン・ハインズが務め、巧みな演技で本作に深みをもたらしている。

同じ時間軸でストーリーが展開していく両作をじっくり見てみると、ふたりが異なる場所で過ごす独自のシーンが見られるのはもちろん、共に過ごすシーンであっても、セリフや服装、そして立ち位置などが微妙に異なっていることに気づくだろう。男女それぞれの記憶の違いを表現するために、大胆かつ計算しつくされた演出がほどこされているからだ。

2作品に分かれているからこそ表現できた、愛し合いながらもすれちがう男女の視点の相違。どちらを先に観るか、誰といっしょに観るかによっても映画の感じ方が変わってくる『ラブストーリーズ コナーの涙|エリナーの愛情』は、まさにカップルや友人同士で鑑賞後に語り合うのにもぴったりの作品といえるだろう。

Text by WATANABE Reiko(OPENERS)

『ラブストーリーズ コナーの涙|エリナーの愛情』
2月14日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督、脚本|ネッド・ベンソン
配給|ビターズ・エンド、パルコ
www.bitters.co.jp/lovestories

『ラブストーリーズ コナーの涙』
出演|ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャステイン、キーラン・ハインズ、ビル・ヘイダー
2013年/アメリカ/ 95分

『ラブストーリーズ エリナーの愛情』
出演|ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、ヴィオラ・デイヴィス、イザベル・ユペール
2013年/アメリカ/105分

OPENERSより
MOVIE|すれちがう男女の心理をそれぞれの視点から描く『ラブストーリーズ コナーの涙|エリナーの愛情』
http://openers.jp/article/895751

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