「L.A. Dance Project」
待望の初来日公演決定!

2014.10.28

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la_dance_project_01 『リフレクションズ』 Photograph by Laurent Philippe

今秋、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督に就任が決定したバンジャマン・ミルピエ率いる新星ダンス・カンパニー「L.A. Dance Project」。11月8日(土)、9日(日)の2日間、彩の国さいたま芸術劇場で日本初公演をおこなう。

バレエ新時代を予感させるステージは必見

巨匠ジェローム・ロビンスに見出され入団した「ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)」で長年プリンシパルとして活躍。2010年、アカデミー賞受賞作品『ブラック・スワン』で振付を担当、自らも出演し、一躍脚光をあびたバンジャマン・ミルピエ。この映画で主役を演じたナタリー・ポートマンと結婚。さらに37歳という若さながらパリ・オペラ座バレエ団の次期芸術監督に抜擢され、いまやバレエ・ファンに留まらず世界中の注目を集めている。

「L.A. Dance Project」は、その彼が2012年にロサンゼルスで立ち上げた新星クリエイター集団。巨匠ウィリアム・フォーサイスをも唸らせたという優れたダンサーたちに加えて、気鋭の振付家、美術家、作曲家など異分野の瑞々しい才能が結集。まだ歴史が浅いカンパニーながら、パリのシャトレ座やロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場といった老舗劇場のパートナーとなり、今後の活躍がますます期待されている。

今回の初来日公演では、デイヴィット・ラングのシンプルな音楽とバーバラ・クルーガーの大胆な舞台美術も印象的な、現代の若者の姿を描くミルピエの意欲作『リフレクションズ』、ミルピエがあつい信頼を置く気鋭の振付家エマニュエル・ガットによる『モーガンズ・ラスト・チャグ』、そしてウィリアム・フォーサイスが同カンパニーのために再振付した1993年の傑作『クインテット』の3作を披露する。

作品ごとに異なるジャンルのアーティストが結集するユニークなクリエーション、そして圧倒的な存在感をもつダンサーたちによって生み出されるステージは必見だ。

Text by KUROMIYA Yuzu

彩の国さいたま芸術劇場開館20周年記念
「バンジャマン・ミルピエ L.A. Dance Project」

日程|11月8日(土)、9日(日)
時間|15:00開演
会場|彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
チケット価格|一般 S席 6000円、A席 4000円
U-25(25 歳以下/枚数限定/要身分証明書) S席 3000円、A席 2000円
Tel. 0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)

OPENERSより
THEATER|バンジャマン・ミルピエ率いる新鋭ダンス・カンパニー
http://openers.jp/culture/c_news/news_la-dance-project_49287.html

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