鷲尾和彦
写真展『To the Sea』開催

2014.08.01

CLIPPING
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7月29日(火)~8月10日(日)まで、新宿区四谷にある写真ギャラリー「ルーニィ・247フォトグラフィー」にて、その新作写真展『To the Sea』が開催される。

あるがままを受け止める

1967年に兵庫県に生まれ、20代後半から独学で撮影に取り組んできた写真家・鷲尾和彦。これまでに台東区の簡易宿舎に集まる外国人旅行者を取材した写真集『極東ホテル』(赤々舎)や、作家の池澤夏樹氏とともに東日本大震災をテーマにした共著『春をうらんだりはしない』(中央公論新書)などを発表している。

今回開催される新作展『To the Sea』では、10年以上にわたり撮り続けてきた日本各地の海辺の風景と、そこに佇む人びとの姿を捉えた写真の中から選んだ、100余点のモノクローム作品が展示される。

展示作品には鷲尾自身が暮らす神奈川県の相模湾をはじめ、2011年3月の東日本大震災後の東北地方沿岸部の風景も含まれる。しかし、その土地ごとの風景が主題というよりは、海に向かい、水平線を見つめる人々の情景そのものを自然に切り取った写真家の、「あるがままを受け止める視線」がテーマなのかも知れない。

Text by OPENERS

鷲尾和彦 写真展『To the Sea』
日程|7月29日(火)~8月10日(日)
時間|12:00~19:00(最終日は~16:00)
会場|ルーニィ・247フォトグラフィー
東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F
Tel. 03-3341-8118
http://www.roonee.com

<会期中イベント>
プライベートビューイング
会期中営業時間終了後の19:00より、毎日1組限定(予約制)で特別にプライベートビューイングタイムを用意。ゆっくりと作品を楽しむことができる。予約はルーニィのHPより受付。

クロージングイベント(トーク&スライドショー)
日程|8月10日(日)
時間|16:00~
出演|鷲尾和彦+篠原俊之(ルーニィ/オーナーディレクター)

WASHIO Kazuhiko|鷲尾和彦
1967年兵庫県生まれ。1997年に独学で写真を始める。2009年、写真集『極東ホテル』(赤々舎)を出版。2011年、作家・詩人の池澤夏樹氏とともに東日本大震災発生直後から被災地をフィールドワークし、共著『春を恨んだりはしない』と、写真集『遠い水平線 On The Horizon』を刊行した。


OPENERSより
EVENT|10年以上にわたり撮り続けてきた“海辺の風景と人々”
http://openers.jp/culture/tips_event/news_to_the_sea_46979.html

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