ドキュメンタリー『ステーキ・レボリューション』

2015.10.29

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ドキュメンタリー『ステーキ・レボリューション』

この世で一番おいしいステーキを探すために、世界20カ国、200を超えるステーキハウスをめぐるドキュメンタリー『ステーキ・レボリューション』が上陸。10月17日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほかで全国順次公開される。

Text by YANAKA Tomomi

「パリで最高の精肉店」が決める世界のステーキトップ10

肉をただ焼くというシンプルな調理法でありながら、その肉質や手法によりその味を大きく変えるステーキ。“パリ一番の精肉店”の店主を案内人に、究極のステーキを求めて有名、無名のステーキハウスを食べ歩く『ステーキ・レボリューション』が到着した。

監督を務めたのは、フランスが誇るシャロレー牛の繁殖農家出身でもあるフランク・リビエラ。本作は彼にとってはじめてのドキュメンタリーとなる。

また世界中のステーキを食べ歩く案内人には、「レクスプレス」誌により「パリで最高の精肉店」に選ばれたル・クトー・ダルジャンの店主で、“肉の達人”でもあるイヴ=マリ・ル=ブルドネック。フレンチの巨匠ジョエル・ロブション自らも肉を買い求めに来るという、確かな眼と舌でもって、世界のステーキトップ10を決めていく。

うまい牛肉はどのようにつくられるのか?

うまい牛肉はどのようにつくられるのかという謎に迫るため、監督のフランク・リビエラは、お気に入りの精肉店の店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックとともに、「最高においしいステーキ」をさがす2年間の旅に出た。

そこで出会ったのは、世界中の食肉業界の革新的なキーパーソンたち。と同時に世界20カ国、200を超えるステーキハウスを食べ歩くふたり。そこに見えてきたものは、あらたな市場を切り開こうとする者の前に立ちはだかる想定外の壁だったのだ。

多くのひとを魅了する肉の知られざる舞台裏も垣間見せる本作。ただそれ以上に魅惑的なのは、ジューシーなステーキを焼く音、ブルドネック氏のおいしそうに食べる顔。見ているだけでお腹が減り、お肉が食べたくなる衝動にかられる魅惑の作品だ。

『ステーキ・レボリューション』
10月17日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川、大阪ステーションシティシネマほか全国順次公開
監督|フランク・リビエラ
出演|イヴ=マリ・ル=ブルドネック
配給|ピクチャーズデプト
2014年/フランス・イギリス・アメリカ/114分
http://steakrevolution.jp

© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

OPENERSより
世界一のステーキを求めて食べ歩くドキュメンタリー『ステーキ・レボリューション』|MOVIE
http://openers.jp/article/1406817

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