TOKYO REAL BEAUTY

2015.07.14

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今年の夏はマスカラで勝負する


「これ、本物ですか?」。取材やプライベートでスパやエステへうかがうと、担当するエステティシャンが必ずといっていいほど聞くセリフ。 何が本物か、って……このまつげ。
まだ幼いころ、このバサバサしたまつげが大嫌いだった。小学生のときはまつげが長いだけで男の子たちから「お化け」ってからかわれた。高校生になって眼鏡を購入したのはいいが、まばたきするたびにまつげがレンズに当たるのが嫌でそのあと1度も使わなかった。それが大人になって化粧をするようになってから、まつげの有り難さを実感。

「目が大きい=美人」という説は今も昔も変わらない。「目を大きく見せるメイク」「小さな目をぱっちり目にする方法」など、雑誌やSNSでも目元にまつわる特集は本当に多い。
とくに、目元の印象を大きく左右するまつげ。コスメはもちろん、つけまやエクステ、まつげパーマなどのサービス事業が増えたのは事実。私の友人は「エクステの“ふさふさまつげ”を1度体験してしまったら、もう後には引けない」と言う。両目に100本近くのまつげを足していくわけだから、“目ヂカラ”は相当らしい。

でも、そう喜んでもいられない。自分は満足していても「似合っていない」「人形みたい」「不自然な仕上がり」など、他人からの評価は結構キビシイ。確かに、明らかに「私、エクステやりました!」的な目で見つめられても……色気どころか、まったくもって落ち着かない。
美容業界でもつけまやエクステをしている人はたくさんいるが、“私、エクステしています”というような人は、まずいない。
その差は何か?
自分の目の大きさや形、普段のメイク、ひいては顔全体とのバランスを踏まえ、何をどう足せばいいのかをわかっているから。そのうえで、まつげの本数や長さ、入れるところも細かくリクエストしていると聞く。よく「どうせやるなら、Before—Afterがわかるくらいに!」と言う人がいるが、プロの答えはNO。「エクステしているの?」くらいの絶妙なさじ加減を狙ってくるのだ。
エクステも上手に使えば充分魅力的な目元になれる。だからこそ自分の顔に似合う“加減”を見つけてほしい。
でも、今年は自まつげで勝負してほしい。大人の美まつげがマスカラ1本でかなうから。

s2_IMG_1405 たとえば、美容賢者たちの中で「いいね!」と話題になっている、ヘレナ ルビンスタインのマスカラ。今までも時代のニーズを先取りし、斬新かつ先進的な技術で世の中の女性たちの期待に応える商品を数多く出してきたが、今度の新商品は「黒くてツヤがありボリュームのあるまつげこそ、今の時代にふさわしい」と最新技術はもちろん、お湯で簡単オフできるスマッジプルーフ処方も採用した。

とにかく、このマスカラ、1度試してもらいたい。
1ストロークでスッとまつげが上向きに伸びるような感覚。それもまつげ同士がダマになりにくいため、重ねづけしてもOK。加えて、ツヤのある漆黒のカラーがまつげの密度を高め、上品で美しい仕上りに。そう、私のまつげと相性が良すぎた。くやしいけど、文句のつけどころがない。
さらに、そのスゴさは意外なところで思いもよらない効果を発揮する。この前、一緒に食事をした友人の目元がやけに色っぽくて聞いてみたところ、彼女もヘレナのマスカラを使っていたのだ。伏せ目になったときのまつげの美しさに惚れ惚れしてしまったほど。
この夏はマスカラで勝負したくなる、そんな1本になること間違いなしだ。

(Text & Photo: 長谷川 真弓

ヘレナ ルビンスタイン ラッシュ クイーン クリーンボリューム ブラック 4800円(税抜き)
2015年8月1日発売

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