東京銀座六丁目~Kazuquoママのカウンター越しの社会学~

2017.05.19

東京銀座六丁目~Kazuquoママのカウンター越しの社会学~
いい男はどこにいる?結婚したいなら、”聖母”になりなさい!

いい男はどこにいる?
結婚したいなら、”聖母”になりなさい!


男女平等が叫ばれる昨今であっても、生命体として変わることのない性差をあなたは理解しているだろうか。中途半端な男女平等意識がアラフォー男女の婚姻の障壁になっているのでは?
銀座ルームは、可処分所得の高いアラフォー独身女子の巣窟。みんなとってもいい人よ。仕事に対する責任感もあり、趣味も豊富で、行動力溢れる元気人って感じね。
自分の身なりへの投資も惜しまず、高級ブランドのお洋服、鞄はもちろんのこと、ヘア、ネイル、まつげ、スキンケアに至るまでそりゃ、もう完璧!外見はそりゃもういい女ばかり。銀座ルームに集う殿方とのおしゃべりも弾み、男女が和気藹々と楽しみ、とってもよい時間が流れます。
銀座ルームを開店してからはや5年。これだけの独身男女が集っているのに、誕生したカップルは1組だけ。なぜなのかしら・・・・。
ある女子客が、カウンター越しに問いかけるの・・・。

「かずこママ、最近さあ、いい男っていないよね・・・。」

あたしは、この発言に、銀座ルームに集う可処分所得の高いアラフォー男女が結ばれない理由が存在すると思った。

「ねえ、○○ちゃん、ちょっと日本語が間違っているわ。いい男がいないのではなくて、いい男があなたに近寄らないのよ。」

でもね、あなたのいい女要素って、すべてお金で作ったものじゃない?素敵な靴やお洋服、高級なハンドバック。その綺麗なネイルもメイクも、ぜ〜んぶお金で手に入れたものよね。日々苦楽を共にするパートナーを探す男子は、お金で手に入る物で構成された印象も大切だけど、あなたの個性や魅力そして、あなたの待つ家に早く帰りたくなるような何かが重要なのよ。」 と。

男の体は強い、だけど心は繊細

女子のみなさんは、そもそも男という生き物がとっても弱い生き物であるという認識があります?あたしは、おかまであっても、男子として育てられたから、男子が背負わされている責任を理解しています。もし、あなたの前に暴漢が現れたとき、男子は真っ先にあなたの前に出て先にあなたを守るでしょう。逆に、あなたは、あたしの前に出て、恐怖に怯える私を守って先に殴られてくれます?そう、男子は、女子供を守るという性の使命を持っているの。もし戦争が始まったら、男子は戦場に行かなくてはと思っています。あなたたち女子は、たった一度でも戦争に行くことをイメージしたことがありますか?あたしだって、千人針を刺し、日の丸の旗を振って、戦地に赴く殿方を見送りたいと思っている。

でも、あたしは見送られる方なのよね。心が乙女でも身体が男子だと、やはり男子扱いされてしまう。あたしが幼き頃、初めて感じた性のストレスだったわ・・・。体格差故に、女子供を守り「安心してできる子育て環境」を提供し、女は子を育て、次の世代命を繋いでいくの。この役割分担意識が大切。男が立派なのは身体だけ。心は女子ほど強くない。それを日々、奮い立たせて頑張っている。それが男だとあたしは思うのです。

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