vol.1_title_onehandfood

2014.08.12

vol.1 Good Morning TOKYO
One Hand Food 一日の始まりにラップサンドを!

いきなり海外のお話しで恐縮だが、サンフランシスコに行くと、タコスの店がやたら多いことに気づく。ま、元々スペイン人に発見されメキシコ領だったという文化的背景もあるが、彼の地の友人に聞くと、タコスは片手で食べられてしかも、フィリング(中身)は野菜、ツナ、チキンなど様々なヘルシー系食材がぎっしりだから、カンタンに栄養を取れるので楽チンなんだという。アップル発祥の地でもありシリコンバレーを背後に抱える街だけに、タコス片手にPCを操作するという姿を多く目にする。
というわけで、東京ブレックファーストにもタコスを導入してはどうかというのが、今回の提案。基本は、バラエティ豊かな食材をトルティーヤでラップしちゃうという構造の『ラップサンド』系。

02
トルティーヤは、トウモロコシ粉や小麦粉をベースに、その生地を薄焼きにしたパンの一種。ハンバーガーのようにバンズで食材をはさむのではなく、食材を包み込むことでワンハンドで食べることができる。忙しい朝でも、手軽に、片手で食べられるラップサンドは、東京人にとっては嬉しいメニューになるはず。
仕事柄、ケータリング(お弁当や飲み物を調達&提供する)が必至の筆者は、とある撮影でラップサンドに驚く外国人モデルを目の当たりにした。“これは、食べたことのない味!それもヘルシー! I’m Lovin’ It ! (笑)”と言うモデルちゃんは、ゴマ風味の味付けと脂肪分が少ないとされるチキンの合わせ技に感激していた様子。野菜ベースのヘルシィさを持ちつつ、オリジナルな創意工夫でワンハンド・フードを完成させたスターバックスのラップサンド(正式名称は “サラダラップ” )がそれだった。

03
そのスタジオで供されたのが「サラダラップ(根菜チキン)」。冷え性改善やアンチエイジングの食材としても注目されているゴボウ、レンコン、人参などの根菜にシャキシャキのレタス、チキンをゴマ風味に仕上げて、野菜大好き!な味わいの中にも存在感のある味付けが食欲を刺激してくれる。他にも野菜不足が気になる人は、「サラダラップ 15品目 メキシカンアボカド」、 “やっぱりお肉も食べたい”という人は、「サラダラップ チキンシーザー」もある。
ワンハンドでさくさくっと食べられて、健康にもいい。東京人でなくとも注目のスーパーブレックファストの期待大だ。
(Text : Miyaan)
(Photo : Yuuko Konagai)


TOKYOWISE SOCIAL TOKYOWISE SOCIAL