2017.07.10

Vol.19 渋い東京

その便利さに惚れる……進化型コインランドリー「WASH&FOLD」体験取材

「コインランドリー」といえば、銭湯の近くにあって、風呂・洗濯機置き場なしのアパートに住む単身者や学生が主な利用者である、あのレトロな佇まいをイメージしてしまう。2017年の現在、渋谷区や目黒区のような都心であっても、そのような昔ながらのコインランドリーは存在している。
が、しかし、最近のコインランドリー(以下、進化型ランドリー)は、8割以上の利用者が主婦であり、そのほとんどが自宅に洗濯機を保有しているという。

時短&コスパの良さが人気の理由?


なぜこんなにもコインランドリーの需要が急増しているのか?
大きな要因としては、女性の社会進出により、洗濯を週末に「まとめ洗い」できる家庭用サイズよりも容量の大きい洗濯機と乾燥機のある進化型ランドリーを使う世帯が増えたことにある。例えば、関東を中心に全国展開する進化型ランドリーのパイオニア「WASH&FOLD」(以下W&F)では、布団や毛布、ダウンなどの大物衣類までもが洗濯機で丸洗いができ、乾燥機を使ってもトータル1時間程※1 。しかも、自分で持ち込み、コインランドリーを利用すればコストは1000円ちょっと※2。これが、自宅で回収してもらう布団クリーニングサービスだと、6500円位〜が相場。アウターのダウンもクリーニングに出すと「買った値段より高くついた!」なんてことにもなり兼ねないが進化型ランドリーを使えば、500円程度できれいに、ふかふかに仕上がる※3のだ。

布団や大物も丸洗いできるとは!早速「W&F」の新店舗、中目黒高架下店(以下W&F中目店)へ実践&潜入取材へと向かった。

wash&fold 中目黒高架下店

洗濯代行&コインランドリー&クリーニング、どれでいく?


まず洗濯代行&コインランドリー&クリーニングと3つの分野で洗濯業務を展開する「W&F」の入門編として、この3部門をどう使い分けるか?

「コインランドリー」はやはり地域密着型で、近所に住んでいる人の利用がほとんどだそう。そりゃ、洗濯物を電車で運ぶのは大変だし、多少人目が気になる。

「洗濯代行」は持ち込みと宅配サービスの2パターンあるが、持ち込みは男性の利用が多いという。朝、通勤前に持ち込んで、帰宅前に回収。しかも畳みまでしてくれるので、帰宅後に自分で畳む手間もかからない。また、洗濯物の量が多いファミリー層も利用が多いとのことだが、自分で洗うコインランドリー利用よりもちろん料金は割高なので、こちらは若干お金に余裕のある世帯だと予測する。

最後にW&F中目店の「クリーニング」は、基本は水洗いなので、ドライクリーニング特有の臭い(石油系溶剤のものらしい)が嫌な人、洗濯機で洗うとダメージを受けそうなものはこちらに依頼することがおすすめされる。

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