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2015.07.18

vol.6 TOKYO LOVE
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お見合いと合コンの違いって?


昔も今も、結婚を考え悩む人の中には「お見合い」という選択肢がある。筆者の個人的な意見ですが「お見合い」という言葉や印象に、どうも引腰になりがち……。仲介者がいてマンツーマンで話をしなければならないという、ただならぬ緊張感が理由のひとつと考えます。
それより少し気楽に、初対面の人と出会える「合コン」に需要があるのは納得するところ。
仕事仲間に誘われて、友達に誘われて、街コンに参加するなど参加しやすく機会が多い点も魅力なのかもしれません。来る人の情報が少なからず得られるし、何よりマンツーマンではないという安心感。

仕事仲間&友達との合コンの落とし穴


仕事での付き合いがある人、親しい友人が集う「合コン」には、気楽に参加できるというメリットの逆に、気を遣うデメリットもある気がしませんか? 自分が幹事になれば、開催日までの調整も一苦労だし、周りに気配りもしなければいけならない。当日は、異性に気を配るだけでなく、同性への配慮も必要になってくる。

仕事仲間 – 先輩や立場を考慮した対応と配慮が必要
>>先輩を立てる、仕事場で何を言われるかわからないから私欲を抑えるなど
友達 – 狙ってる異性がかぶってしまった時の行動に注意
>>異性への想いや行動次第で、友達関係にヒビが入る事もあるので相談必須など

上記に挙げたのは一例ではありますが、出会いを求めて参加する人のテンションや目的はそれぞれなので、ちょっと頭の隅に置いておくぐらいが良いかもしれません。まあ、そんなことばかり気にして「合コン」をしている人ばかりでなく、自身も楽しみながら“この縁に感謝”っていうモチベーションの人も少なくないはず。

今どき?の「○○好き合コン」に行ってみた


今の時代、出会いや結婚のきっかけは様々。ネットゲームやFacebookなど、ソーシャルメディアを経由して知り合う&恋愛がスタート! という人も少なくないそう。実際、私の周りでは、SNS経由で出会ってから結婚!!という人もいる。
だがしかし、自身としては半信半疑なところもあって、編集部でも「本当のところは、どうなんだ?」という話題に……。
ということで、今回は、初となるネット検索&オンライン申し込みをして『合コンに行ってみた』の体験記をお届けしたいと思う。

♯1 気になるコンパを検索してみた


気になるワード、例えば、コンパ、オモロ、変わりダネなどをネットで検索。パーッと色んなサイトや情報が出てくる。その中で、惹きを感じる会の情報を更にリサーチ。クリックして詳細を見ると、過去の履歴が多く“今の話じゃないのかー!”っと突っ込みたくなるものも多い。ここは、ちょっと辛抱して、面倒だけど検索ワードを再度打ち込み。一番多く目にしたのは、○○好きの合コン。
筆者の好みと興味にハマったのは、「猫好き合コン」。
恵比寿にある猫カフェで毎週のように開催されているこの会は、予想以上に人気のようで定員オーバーの壁に打ち当たった。直近の開催日は申し込めないってことで、他のサイトも検索してみると、別エリアで開催されているものを発見!
猫も好きだし、お酒も飲める! ってことで、早速に申し込み。
友達や知人との飲み会や合コンは何度も経験しているけれど、何せこの手のことは初めてだから、色んな不安と心配があったけれど、申し込み後の受付完了メールや開催の数日前にはリマインドメールが届くなど、主催側の管理がしっかりとしている印象。

♯2 実際に行ってみた


友達や知人との「合コン」は、なんとなく参加者の年齢や職業、キャラがわかったり聞いたりすることもできるけど、今回は“猫好き”という情報以外はほぼ皆無。まあ、ドキドキ感が半端ない(苦笑)。サイトで見た過去の様子では、せいぜい5対5くらいかと思っていたら……想像を越えた10対10の人数! 場所は、猫を飼っている店主の居酒屋(都内某所/愛猫も参加)。

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♯3 「猫好き合コン」スタート!


まずは受付で参加費を支払う。
ネームプレートを渡され、自身の名前と好きな猫の種類を書くよう言われる。
席について書くこうにもペンが少なく譲り合い(苦笑)。
ここでファーストコミュニケーション。
男性も女性も横並びで座り、手元にドリンクが来たところで乾杯!
その後は、各自にお任せなのでしばし歓談。
会話の始まりは、やはり猫の話題……。その様子は下記の通り。

女性Aさん  「猫ちゃん、何匹飼ってるんですか?」
と、向かいの男性陣に投げかける

男性Bさん  「うちは、今4匹います。どの子も雑種ですけど」

女性Cさん  「うちも雑種なんです! 里親になって……」

筆者の心の声 (そもそも、ネームプレートに好きな種類を書く必要ってあるのか?)

男性Bさん  「Cさんは、里親になった理由は何ですか?」

男性Dさん  「うちは、マンチカンなんですけど、2匹飼っています」

筆者の心の声 (うわー! いきなり入ってきたー、BさんとCさんの会話を遮るか!?)

男性Bさん  沈黙…… 横目で男性Dさんをチラ見する

女性Cさん どちらと話せば良いかわからず下を向く

女性Eさん 「マンチカンの名前は何ですか~?」

……という流れから、徐々に会話が広がっていきます。ちなみに、女性Cさんは断トツで可愛いので、男性陣からの質問の嵐は納得です。
女性は席を動く事なく、30分毎に男性が席をスライド移動するので、10人の男性と話すタイミングが与えられるようになっています。

♯4 「合コン」のその後はどうなる?


思い思いに話をしている中、あっという間に終了時間(17:00)間近。ここまでの間に、男性の中には“猫は好きだけど、話するのが苦手だから帰ります”という、途中退席者もいました。
最後は、居酒屋の店主の飼い猫ちゃんとの記念撮影を楽しむ人も多数。
「この後は、参加者の皆様だけで二次会もありますので、ご都合よければ参加してください」という仕切りの言葉と同時に連絡先交換がスタート。
筆者は、あまり連絡先を共有したくないタイプのため、多頭飼いの話で盛り上がった男性2名とLINE交換。二次会に行く気のない可愛い子さん=Cさんと偶然にも新宿方面の電車が一緒だったので、あーだこーだ話ながら途中でバイバイ。その後、自身は友達と合流し、飲み直す始末(苦笑)。

参加した「猫好き合コン」の男性も女性も控えめで優しい印象の人ばかりで、良くも悪くも穏やかな雰囲気の会でした。
が、しかし、共通の話題、キーワードがあったとしても、遠慮や気遣いばかりも、話さずじまいにもなると、せっかくの出会いや縁を逃してしまう可能性もあるので注意を心がけたいと思う貴重な体験であり、
勝手なまとめとしては、会話やコミュニケーションがとても大切で、決まった時間の中でいかに情報交換ができるか?そこに興味が沸くのか? がポイントになるような気がしました。
皆さんは、どう思いますか???

(Photo & Text:Miyaan)

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