ARTIST SELF-PRAISE 作家自画自賛

2017.06.01

ARTIST

ーなぜアコースティックにこだわるのか。
オリジナリティの出し方。ー

それは、やはりアコースティックのヴァイオリンの音色が好きだからですね。 やっている音楽がロックなら、エレキヴァイオリンでもいいんじゃないかという考えもあるかと思います。でも私としては、この大好きなアコースティックのヴァイオリンの音を使って、演奏したいのであって、ただロックを弾きたいわけじゃない。 例えそれが、どんなにロックであろうとも、この人間の声のような、体温を感じる音で勝負したいという気持ちがあるんです。
その自分の体温の音色を、ブラッシュアップし続けてこだわり続けることが、オリジナリティを確立させていくことにも繋がっていくと信じています。

ークラシックなのかポピュラーミュージックなのかー

私としては、どちらでもあると思うし、どちらでもないとも言えるという感じです。 だとしたら、新しいジャンルを作りたい!ということなのか、って言われると、自分としては気負いすぎてる気がして、それはそれでなんだか違うなって感じがして。 ジャンルもバラバラに並べられたCDラックから、その日の気分で気の向くままに聴きたい音楽を取り出すように、私達の音楽を選んでもらえたら嬉しいなと思っています。答えになっていないでしょうか(笑) ?

ーレコーディングとは違うライブの楽しみー

やはりレコーディングとライブでは全く頭の使い方も自分のテンションも違いますね。 レコーディングは、自分の内側へ内側へと、深く掘り進めていくものだと思うんです。もっともっとと欲が出て、五感が研ぎ澄まされていく感じ。 ライブも自分が出している音を、客観的にもう1人の自分が横で聴いているというのは同じなのですが、そこにお客さまの熱量が加わることにより、自分の内側から感情が込み上げてくるんです。燃えたぎった熱のようなものが。 でもその熱を全て思うがままに解放してしまうと、届けたいと思う理想の音楽の形からはみ出てしまうこともあるので、その熱を上手にコントロールしながら、お客さまと一緒に盛り上がっていくことが出来れば、いいライブになると思っています。 本当にライブの時って楽しいから、1966カルテットのメンバー同士も目が合うだけでついつい笑顔溢れちゃって、目で合図してその日その時だけの仕掛け合いとかしちゃったりとかして。それはやっぱりお客さまがそういう熱い空気感を作ってくださるからなので、ここでご紹介頂いた今後予定されている1966カルテットのコンサートでも、その日その場だけのいい空気感をお客さまと一緒に作っていけたらいいなと思っています。

Abbey road studioでレコーディングしてきたアルバム「Abbey road sonata」 メンバーみんなで、ポールマッカートニーの来日公演を観てきたばかりで、また大いに感化されてきたので、そのテンションも盛り込んだプログラムになりそうです! サンデーブランチクラシックの方は、私達アレンジのクラシック曲も入れて、『Abbey Road Sonata』に入れた、ビートルズナンバーの中でもクラシック色の強いアレンジの曲も演奏する予定です!

今後、近々では渋谷、岡山、名古屋でコンサートを予定しています。
その後も各地でコンサートさせて頂く予定ですので、お近くへお邪魔した際には、ぜひ聴きにいらして頂けると嬉しいです。お待ちしています。

(Text:花井悠希)
(Photo:Masashi Nagao)

<公演情報>
「eplus LIVING ROOM CAFE & DINING」
“サンデー・ブランチ・クラシック” 1966カルテット

日程:2017/6/4(日)
開演:13:00~
会場:eplus LIVING ROOM CAFE & DINING(渋谷区)
http://livingroomcafe.jp/
出演者:1966カルテット(松浦梨沙、花井悠希、林はるか、江頭美保)
料金:ミュージックチャージ500円、別途カフェ通常利用料(飲食代)
▼詳細はこちらから
http://eplus.jp/sys/web/s/sbc/0604_1966quartet.html
▼ご予約はこちらから
https://livingroomcafe.jp/archives/2682

1966カルテット ビートルズコンサートin OKAYAMA
日程:2017/7/1(土)
開演:14:00(開場:13:30)
会場:おかやま未来ホール(イオンモール岡山5F)
料金:全席自由¥2,800
▼詳細はこちらから
http://www.foretop.jp/news/19/
▼ご予約はこちらから
http://www.foretop.jp/shopping/item/KG25Y6SY4NKCXEPXX94T/

ビートルズ・クラシックス・コンサート vol.2 ~1966カルテット~
日程:2017/07/14(金)
開演19:00 
会場:名古屋市緑文化小劇場
料金:全席指定¥3,800
▼受付期間 
2017/04/19(水) 9:00~2017/07/04(火) 0:00
▼お問い合わせ
名古屋市文化振興事業団チケットガイド
TEL:0522499387 (平日9:00~17:00)
▼詳細はこちらから
https://www.bunka758.or.jp/ticket/mobilesyosai.do;jsessionid=724C287C79F7B0C0A2DC03A6C2656325?konyuTaisyoCode=110&preSencyaku=001&ichigenFlg=1&sekibanFlg=1&jc=678&kgc=674
▼ご予約はこちらから チケットぴあ
http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1715145

花井 悠希(はない ゆき)
3歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学卒業、同大学院音楽研究科科目等履修生修了。2010年4月、日本コロムビアより「主人公~さだまさしクラシックス」「光の風~ヴァイオリン・クラシックス」の2タイトルのCD同時リリースでデビューし、王子ホール(東京・銀座)でデビューリサイタル。フジテレビ系列「新堂本兄弟」堂本ブラザーズバンドのメンバーとしてレギュラー出演、同「FNS歌謡祭」、「僕らの音楽」、「ミュージックフェア」にもゲスト出演し、クラシックのみならずポップスのアーティストと多数コラボレーションするなど、幅広いスタイルで演奏活動を続けている。2011年には初のフォトブック「ばよりん彼女 花井悠希フォトブック」も発売される。
ビートルズ来日の年「1966」をカルテット名に冠し、クラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーをする女性カルテット「1966カルテット」のメンバーとしても、「ノルウェーの森~ザ・ビートルズ・クラシックス」で日本コロムビアよりCDデビュー。クイーンおよび、マイケル・ジャクソンのカバーアルバムでは、クラシックの上品なイメージを破る、ロック・スピリッツ溢れるパフォーマンスが高く評価された。これまでにソロと1966カルテットで計10枚のCDをリリースする。
1966カルテットでは、全国各地でのコンサート活動を精力的に繰り広げる一方で、ロンドンのアビーロードスタジオでレコーディング、キャバーンクラブでライブなど、ビートルズの本場でも好評を博し、ソウル、シンガポールでもコンサートを行うなど活躍の場を国内外へと広げている。
近年、演技のレッスンを積み、2016年「武田鉄矢」氏座長の博多座リニューアル記念公演 博多座7月公演 「梅と桜と木瓜の花」に演奏と芝居で参加するなど、ドラマや映画、広告の世界への挑戦を始め、音楽のみならずますます今後の活動が期待される演奏家の1人である。
□花井悠希オフィシャルサイトhttp://columbia.jp/hanaiyuki/
□花井悠希twitter https://twitter.com/hanaiyuki
□Instagram□ https://www.instagram.com/hanaiyuki/
■1966カルテットオフィシャルサイト■http://columbia.jp/artist-info/1966quartet/

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