TOKYO REAL BEAUTY

2017.06.15

beauty

ネコとコスメと
美容ライターの不思議な関係


美容業界の中で密かにだけど確実にファンを増やしているモノがある。「買わずにはいられない」とある特定の人たちの中では熱狂的に、といっても過言ではない。
私、といえば……全くといってよいほど「ソレ」に興味を抱かなかった。でも、今は違う。友人や仕事仲間の偏愛っぷりを間近に見て、まんまと引き込まれてしまったのだ(笑)。

「ソレ」とは……ネコグッズのこと。今、空前のネコブームなのだそう。そういえば、ペットの飼育数もイヌからネコへ逆転したなんてニュースを聞いたことがある(日本の住宅事情や生活事情の変化がそれを反映しているという節も)。それにともない、ネコグッズが飛ぶように売れているとか。ラインナップの充実はもとより、1本1本の毛並みまで緻密に描かれたネコのイラストや洗練された高いデザインなど、クオリティーがめちゃくちゃ高いのには驚いた。一昔前までのネコグッズとは雲泥の差……。



もちろん、美容業界にもネコファンはたくさんいる。が、私のまわりの人はただのネコ好きには留まらない。ネコによって人生が変わったというのだ。

仕事仲間の美容ライターの彼女は、大のネコ好き。 「フリーのライターとして独立した年にネコを飼いはじめたんですけど、良いことづくし。“リアル招きネコ”ですよ〜」という。彼女が書く記事はネタもおもしろいし、文章が本当にうまい。だから、彼女のもとには次から次に仕事が舞い込んでくるのだ。
それを彼女は“ネコのおかげ”という。
「執筆に行き詰まったり、腹立つこともありますよ。でも、ネコの背中を撫でながら考えていると、スーッと穏やかな気持ちになってアイデアが浮かぶんです。アニマルセラピーって本当にあるんですよ」。



別の先輩ライターも数年前にネコを飼いはじめた。
「もはやペットではなく、家族の一員。“ネコは人になつかない”といわれているけど、そんなことないのよ。仕事からクタクタで帰ってきて玄関のドアを開けると、お行儀よく座ってるの。それを見ると疲れなんて吹き飛んじゃうよね」。

化粧品ブランドのPRの方も転職を機に、猫を飼いはじめたそう。
「本当は飼うつもりはなかったんだけど、友人にすすめられてブリーダーさんのおうちへ行ったら最後。連れて帰って来ちゃった(笑)。仕事に行き詰っていたところだったけど、この子のおかげで目標設定をし直すことができたの。友人には感謝している」と教えてくれた。

仕事や家庭、いろんなことでモヤモヤすることが多い世の中、ストレスの無い生活を送るなんて無理な話。でも、私のまわりにいるネコ好きの友人はストレスを上手に回避して、愛のある(!)生活を送っているのだ。
そういう彼女たちの共通点を探ると……やっぱりネコに行き着いた。しかも、「可愛いネコグッズを見つけると、ついつい買っちゃう」ほど、ネコアイテムにハマってしまっているのだ。

「ポール & ジョー のネコシリーズはファンが多いですね。商品が発売されると、1人で複数個も購入していくほど。限定品だから毎回予約が殺到しますよ」とコスメバイヤーが教えてくれた。くるっとひねるとネコの顔が出てくるリップなんて、何ともキュート! しかも、ケースを好きなデザインに替えることができるという点もツボを得ている。色×ケースデザインのカスタマイズができるとあって、人気アイテムになっているところに、ネコリップとなれば、売れないハズがない。

ポール & ジョー

確かに、ね。でも、おもしろいのは、このシリーズを待ち望んでいるのはネコ好きだけではないというところ。 「ネコとコスメの相性って悪くないと思うよ。ネコブームとタイミングが合ったこともあるけど、イヌではここまで人気は出ないだろうね」「ネコの顔がひょっこりあらわれると、ほっとするよね」とイヌ好きの編集者たちもネココスメを“アリ”という。

何だろう、このネコのチカラ。身近な友人の活き活きとした表情を見ながら「ネコパワーにあやかりたい! 」と思ってしまったのは私だけだろうか。そんな幻とまでいわれたネコリップが今回、定番アイテムとして登場する。ネコは飼えないなら、ネココスメをポーチにひとつ。ネコがもたらすご縁を楽しみにして待ってみるか。

(左から)ポール & ジョー リップスティック スクレドール (レフィル)¥2,000(税抜き)、同 ケース N ¥1,000(税抜き)、同 トリートメント(レフィル)¥1,500(税抜き)、同 ケース CS 041  ¥1,000(税抜き・数量限定)すべて2017年8月1日発売/ポール & ジョー ボーテ

(Text & Photo:長谷川真弓

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