BEHIND THE MUJI

2017.06.14

BEHIND THE MUJI

Vol.2
多すぎやしないか?
無印良品のハンガーが増え続ける理由

第2回は、無印良品調査隊が無印良品で発見した「なんで、あんなにたくさんハンガーがあるの?」を徹底調査。良品計画生活雑貨部でハンガーの商品開発を担当する日高さんに直撃インタビューした。



「そんなに多いですかね? すべて特長や用途が違うので、どれもなくてはならないものばかりです。無印良品のハンガーは大きく分けてクローゼット用と洗濯用があって、基本は肩の違いです。クローゼット用は長い時間かけて保管しておくものなので、型崩れしにくいよう、肩に厚みを持たせているのに対し、洗濯用は干しやすいよう、軽くて薄いものになっています」。

ふむ。まずは、整理してみよう。
無印良品のハンガーのラインナップはこんなだ(洗濯用角型ハンガーは除く)。


【クローゼット用】
レッドシダー系
→防臭・防虫効果のあると言われている素材を使った、無印良品では比較的高単価のハンガー。
・レッドシダーハンガー 紳士用
・レッドシダーハンガー 婦人用
・レッドシダーハンガー 薄型


ブナ材系
→ノーマルな素材を使った、無印良品らしい木製ハンガー。
・薄型ハンガー


ポリプロピレン系
→シンプルなデザインと機能性を併せもつお手軽ハンガー。
・ポリプロピレンハンガー 紳士用
・ポリプロピレンハンガー 婦人用(ピンチ付き)
・ポリプロピレンハンガー 薄型(ピンチ付き)


アルミ系
→パンツやスカート、小物をかける専門性の高いハンガー。
・パンツ/スカートハンガー
・パンツ/スカートハンガー 3段式
・ネクタイ/スカーフハンガー
・携帯用折りたたみ式ハンガー


【洗濯用】
→干すものの形状に特化した洗濯用ハンガー。

アルミ系
・アルミ洗濯用ハンガー
・アルミ洗濯用ハンガー 肩ひもタイプ

ポリプロピレン系
・ポリプロピレン洗濯用ハンガー シャツ用 41cm
・ポリプロピレン洗濯用ハンガー シャツ用 33cm


やっぱり多い。なぜ、こんなにたくさんあるのだろうか。

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