『佐野凜由輔 新作個展「ZOOOOOOOOOOOOM / FACE」』
2025年8月9日(土)〜9月9日(火)
株式会社The Chain Museumが手がける、京橋のアートギャラリーとベーカリー＆カフェを併設した空間「Gallery & Bakery Tokyo ８分」にて、アーティスト 佐野凜由輔 の新作個展「ZOOOOOOOOOOOOM / FACE」が2025年8月9日（土）より開催中。
2016年の渡米を機に本格的に画家としてのキャリアを歩み始めた佐野は、2018年以降「ZOOM」をコンセプトに、具象と抽象の間を自在に行き来する作品を発表してきた。
本展では、記憶の断片を「顔」というモチーフに投影した『フェイスシリーズ』を中心に構成。
さらに、佐野にとって初の試みとなる7mを超える大作も登場し、圧倒的なスケールと色彩で観る者を圧倒する。
書籍『暗幕のゲルニカ』からインスパイアされた作品をはじめ、鮮やかなレイヤーが重なり合うキャンバスは、まるで記憶と現在が交錯するビジュアルの迷宮。
アートと食が共存するユニークな空間で、迫力ある作品世界をぜひ体感してほしい。
なお、展示作品は ArtSticker でも販売中。ギャラリーでの鑑賞とともに、自身のコレクションに迎えることも可能だ。
会期：2025年8月9日(土)〜9月9日(火)
会場：Gallery & Bakery Tokyo８分
住所：〒104-0031東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F
時間：8:00〜19:00
休館日：会期中無休
観覧料：無料
公式サイト：https://artsticker.app/events/76166
『奥村 彰一 新作個展 「Floating Paradise」』
2025年8月23日(土)〜9月21日(日)
アート・コミュニケーションプラットフォーム ArtSticker が運営するコマーシャルギャラリー「GALLERY ROOM・A」にて、2025年8月23日（土）よりアーティスト 奥村彰一 の新作個展「Floating Paradise」が開催される。
奥村は、園林や曼荼羅に見られる東アジア文化の“入れ子構造”に着目し、絵画の中で複数のモチーフを重ね合わせながら独自のレイヤーを構築してきたアーティスト。
本展では「トロピカル」を基調としたヴィジュアルに、日本画の岩絵具による深みのある色彩を掛け合わせ、古典から引用した吉祥モチーフとSNSをはじめとする現代社会の情報断片をミックスした。
伝統と現代が交錯する新たな「楽園像」を描き出す。
「南国＝楽園」というステレオタイプなイメージ──それはメディアや広告を通じて繰り返し刷り込まれ、現代人が無意識に思い描く逃避の風景でもある。
奥村が提示するのは、古代の理想郷の記憶とデジタル社会に漂う私たちのビジョンが交錯する“Floating Paradise”。
この夏、現代における「楽園」の断片を体感してみてはいかがだろうか。
会期：2025年8月23日(土)〜9月21日(日)
*8月22日(金)18:30〜21:00にて、レセプションパーティー開催予定(作家在廊・要予約)
▷レセプションパーティー詳細 : https://artsticker.app/events/86066
会場：GALLERY ROOM・A
住所：東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1F STORAGE 1
時間：8:00〜23:00
休館日：会期中無休
観覧料：無料
公式サイト：https://artsticker.app/events/86033
<今週末観たい映画情報>
『リンダリンダリンダ４K』
劇場公開日：2025年8月22日
山下敦弘監督による2005年公開の青春映画『リンダ リンダ リンダ』。
文化祭を目前に、即席で結成された女子高生4人組が、わずか3日間でザ・ブルーハーツのコピーバンドに挑む――寄り道だらけのリハーサルを通して描かれる、あまりに瑞々しい青春の断片。
2000年代青春映画の金字塔として語り継がれる作品だ。
そんな『リンダ リンダ リンダ』が、公開20周年を記念してスクリーンに帰ってくる。
35mmフィルムの質感を残しつつ細部を研ぎ澄ませた4Kデジタルリマスター版として全国でリバイバル上映。
青春の空気とブルーハーツのサウンドが、今ふたたび鮮やかによみがえる。
あの頃の青春を、ぜひ劇場で体感してほしい。
2005年製作／114分／日本
配給：ビターズ・エンド
劇場公開日：2025年8月22日
公式サイト: https://www.bitters.co.jp/linda4k/
