清々しい新年の空気に包まれる1月。
新たな一歩を踏み出すこの時期、心を揺さぶる映画との出会いは何よりの刺激になります。
一年の始まりを彩る、期待の新作5本をPick Up。 2026年も、最高の映画体験からスタートしましょう。
『グッドワン』
劇場公開日:2026年1月16日
父とその友人と過ごす、わずか3日間のキャンプ。その時間の中で、17歳の少女サムは“大人は万能ではない”という事実に静かに直面していく。ニューヨーク州キャッツキル山地を舞台に、男たちの軽口や確執を横目に、聞き役に徹してきたサム。しかしある出来事をきっかけに、父への信頼と親子の距離は揺らぎはじめる。大人になることの喪失と、それでも残る希望を繊細に描いた本作は、インディア・ドナルドソン監督の長編デビュー作。
2024年製作/89分/アメリカ
原題または英題:Good One
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
劇場公開日:2026年1月16日
公式サイト:https://cinema.starcat.co.jp/goodone/
『愛がきこえる』
劇場公開日:2026年1月9日
耳の聞こえない父と7歳の娘が紡ぐ、静かで力強い愛の物語。ろう者のコミュニティで育ったムームーは、父シャオマーと支え合いながら穏やかな日々を送っていたが、離れていた母の出現をきっかけに生活は一変する。親権をめぐる裁判、社会との摩擦、追い詰められていく父――それでも娘の幸せを守ろうと奔走する姿が胸を打つ。主演はEXOのレイことチャン・イーシン。多くの当事者が参加し、共生の現実をまっすぐに映し出すヒューマンドラマ。
2025年製作/111分/G/中国
原題または英題:不説話的愛 Mumu
配給:マーチ
劇場公開日:2026年1月9日
公式サイト:https://www.march.film/aigakikoeru
『郷』
劇場公開日:2026年1月9日
鹿児島の雄大な自然を背景に、17歳の高校球児が挫折を経て再生へと向かう姿を描いた静かな青春叙事詩。監督・脚本・編集・音楽・撮影を一人で担ったのは、鹿児島出身の新鋭・伊地知拓郎。構想から約10年をかけ、言葉を極力そぎ落とし、音と映像で感情の揺らぎを描き出す。
また、俳優で映画プロデューサーの小川夏果が出演・プロデュースに加えキャスティング・衣装・美術を担った。
プロを目指し、軍隊のような規律の中で野球に打ち込む岳は、理不尽な現実に心をすり減らしていくが、教師や幼なじみとの再会、そして自然の記憶に触れることで、少しずつ自分を取り戻していく。四季とともに心がほどけていく時間を、静かに、力強く見つめた一本。
2025年製作/93分/G/日本
配給:マイウェイムービーズ、ポルトレ
劇場公開日:2026年1月9日
公式サイト:https://www.goumovie.com
『万事快調 オール・グリーンズ』
劇場公開日:2026年1月16日
現役大学生だった波木銅が21歳で松本清張賞を受賞した青春小説を映画化。舞台は、未来の見えない地方の町。ラッパーを夢見る朴秀美、スクールカースト上位にいながら家庭に問題を抱える矢口美流紅、漫画に逃げ場を求める岩隈真子。居場所を失った3人の高校生は、一発逆転を狙い同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動へ踏み出していく。鬱屈した日常と刹那的な希望が交錯する、危うくも瑞々しいオフビート青春映画。
2026年製作/119分/日本
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:2026年1月16日
公式サイト:https://www.culture-pub.jp/allgreens/
『パンダプラン』
劇場公開日:2026年1月23日
ジャッキー・チェンが初めて“本人役”で主演を務めた、軽快で愛らしいコメディアドベンチャー。映画撮影に追われる日々の中、思いがけず赤ちゃんパンダ・フーフーの里親に選ばれたジャッキー。しかし動物園でのひとときは、国際犯罪組織による誘拐事件へと一変する。大切な命を守るため、再び体を張って立ち上がるジャッキー。往年のアクションとユーモアをたっぷり織り交ぜながら、スリルと優しさが同時に転がる冒険が展開していく。日本語吹替版では、石丸博也が長年親しまれてきた声でジャッキーを演じる。
2024年製作/99分/G/中国
原題または英題:熊貓計劃 Panda Plan
配給:ツイン
劇場公開日:2026年1月23日
公式サイト:https://pandaplan.jp