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今週末東京で何する?THINKS TO DO THIS WEEKEND IN TOKYO 2025/11/15-16

『30周年記念展「ALL OF EVANGELION」』

2025年11月14日(金)~2026年1月12日(月)

アニメーション史に残る名作「エヴァンゲリオン」シリーズの誕生30周年を記念し、特別展「ALL OF EVANGELION」が六本木ヒルズ・東京シティビューにてスタートした。

1995年10月4日に放送が始まったテレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』から、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』まで。日本アニメーションの表現と思想を更新し続けた本シリーズの30年にわたる軌跡を、貴重な制作資料とともに振り返る。

会場には、これまでまとまって公開されることの少なかったセル画や原画、設定資料が一堂に集結。キャラクターやメカニックが生まれた瞬間の筆致や構想のプロセスを間近に見ることができる。また、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズで導入されたデジタル制作資料も初公開。アナログとデジタルが交錯する創作の現場が体感できる展示構成となっている。

<開催概要>
会期:2025年11月14日(金)~2026年1月12日(月)
会場:東京都 東京シティビュー
時間:10:00~22:00(最終入館21:00)
入館料:一般2400円、高校・大学生1700円、4歳~中学生1100円、65歳以上2100円(税込)

『日本のアートディレクション展2025』

2025年10月31日(金)~11月29日(土) 

日本を代表するアートディレクター85名によって構成される東京アートディレクターズクラブ(ADC)。その全会員が審査員を務める年次公募展「日本のアートディレクション展」が、今年も開催される。

1952年の創立以来、ADCは日本の広告やグラフィックデザインの発展を牽引してきた。本展で選出される「ADC賞」は、その年のデザインシーンを象徴する指標として、国内外から高い評価を受けている。

今回は、2024年6月1日から2025年5月31日までに発表・使用・掲載された約6,000点の応募作品の中から、厳正な審査を経て受賞および年鑑収録作品を選出。会場では、選ばれた作品群をいち早く紹介する。

受賞作および優秀作は、2026年4月刊行予定の『ART DIRECTION JAPAN / 日本のアートディレクション』(旧称『ADC年鑑』)にも収録予定。

<開催概要>
会期 : 2025年10月31日(金)~11月29日(土) 11:00~19:00
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)
休館日 : 日曜日・祝日
入館料 : 無料

<今週末観たい映画情報>

ブルーボーイ事件』

劇場公開日:2025年11月14日

1960年代の東京で実際に起きた「ブルーボーイ事件」をもとに、性別適合手術の違法性を問う裁判を描く社会派ドラマ。
“ブルーボーイ”とは、男性として生まれながらも女性として生きることを選び、夜の街で働いていた人々の呼称。当時、彼女たちは売春防止法の枠外に置かれ、存在そのものが社会の矛盾を突きつけていた。

物語は、かつて性別適合手術を受けた女性サチが、手術を行った医師の裁判で過去と向き合う姿を軸に展開する。主演の中川未悠は、トランスジェンダー女性を対象に行われたオーディションから抜擢。監督は「フタリノセカイ」の飯塚花笑。
トランスジェンダーの視点から、日本社会が見落としてきた“生きる権利”と“愛する自由”を静かに問いかける。

2025年製作/90分/G/日本
配給:アギィ
劇場公開日:2025年11月15日
公式サイト:https://gen-angry.jp
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